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OP二次創作マルコ×アン(エース女体化)とサンジ×ナミ(いまはもっぱらこっち)を中心に、その他NLやオールキャラのお話置き場です
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そういえば知ってる? と言って近付いてきたポーラは、私にお土産のラスクを差し出して自分もその袋を破きながら「離婚しそうなんだって」と言った。くい、と細い腰を鋭角に突き上げる独特の立ち方で、私を見下ろす。

「誰が」

そう言ってすぐ、誰のことを言おうとしているのか思い当り頬が強張った。彼女は私と彼がどんな関係にあるのか知らない。ただの噂話を私に面白おかしく打ち明けようとしているだけだ。
ポーラが口にしたのは思った通りの名前だった。

「あんた少し前一緒に仕事してたでしょう。なんか今やばいらしいわよあの人」
「やばいって」
「離婚の原因が不倫ぽいって話。あの人営業だったから、体裁悪いでしょ」

彼女はラスクをばりんと噛んで、「いやねぇ、こんなこと広まっちゃうんだ」とたいして面白くもなさそうに言った。

「そうやって喋り散らす女が多いからでしょ、この会社は」
「まぁね、でもきっと見せしめみたいな意味もあるでしょ。こわいぞー、不倫はやばいぞーって」

それだけ言って最後におまけ程度にふふと笑って、彼女は手に持ったマグカップからコーヒーをごくりと飲むと席に戻っていった。
時刻は夜の二十二時。私も彼女も手持ちの仕事が片付かず、あくびをかみ殺しながら上がらない効率にふてくされている時間帯だった。そんなお互いを気遣うためにときどき交わす世間話が、何故だか今夜は私にクリティカルヒットした。

そうなんだ、と思った。特別ひどく動く感情はなかった。ただ、その話に私は噛んでいるのだろうか、もしそうだとしたらあの男はどう動くのだろうか、と手続き的なことばかり考えた。
もう二週間近く連絡はなく、前回会ったときも特別変わった様子はなかったように思う。
もしかして、何かが変わっていたのに私が気付かなかったのかもしれない。気付けなくなってしまったのかもしれない。
もしかして、本当はずっとずっと前から、私が身動き取れなくなっていた頃から何かは変わっていたのかもしれないけど、私だけが知らなかったのだろうか。

会いたいと思うことは、例えば朝起きてお腹が減ったと思ったり、肌が乾くから化粧水をつけなきゃと思ったり、そういう日々の細やかだけど欠かせないことと同じように私の中に住み着いていた。
お腹が空いている時に「本当に?」と考えないのと同じように、会いたいと思った時にわざわざそれが本当なのかなんて、考えたことがなかった。
でも私は今、しんとした気持ちで考えている。
ポーラにもらったラスクの袋を破きながら、まぶされた砂糖が膝に落ちるのを払いながら、会いたいのは誰のためだろうと考えた。



「え、それってナミさん修羅場に巻き込まれかけてんじゃねえの」

サンジくんは、がやがやとうるさい周りの音に負けまいと声を張り上げた。おかげで、私のことを好きな男に別の男との痴情のもつれを話しているというのに不思議と深刻な雰囲気にならなかった。

「わかんない。なんにも言ってこないし、いつからこう、あっちの家庭がダメになってたのかとかも知らないし」
「でも間違いなくナミさん関わってんじゃん、だめだよもう手ぇ引こうぜ」

まるで同志のようにサンジくんはそう言って、大きなジョッキからビールをぐいと飲んだ。
その言い方に私は笑って、「手ぇ引くってなによ」と言った。

「だからさ、そんなやつやめておれと幸せに過ごそうぜ」
「そうねぇ」
「そうねぇって」

サンジくんは苦笑して、それ以上追及してこなかった。
どうしてサンジくんにこんな話をしてるのか、自分でもとんでもなく無神経だと思う。でも聞いてきたのはサンジくんの方からで、「最近どう?」なんて軽い口調で聞くので何のことかと思えば私のどうにもならない恋の話だったのだ。
聞かれたからとぺらぺら話す自分もどうかと思うけれど、誰にも言えなかった話を舌に乗せて声に出すというのは、淀んだ体の中を入れ替えるみたいな心地よさがあって次第に口も軽くなっていった。

でもさ、とサンジくんが少し控えめに、言いにくそうに口を開く。

「ナミさんからは連絡とってほしくねぇなー」
「とらないわよ。私からは連絡しない」
「そうなの」
「うん」

決めてる、と呟いてオリーブの実をつまんだ。
頻繁にメールをしてくる人だった。仕事が終わると「お疲れ様」という趣旨の一報が入り、それは私の仕事が終わったタイミングではなくあちらのタイミングなのだからこちらはまだ絶賛仕事中だったりしたのだけど、そういう自分勝手な連絡に振り回されているような感覚が楽しかった。
目上の人だから、こちらからわざわざメールを入れるような用はなく、どうでもいいことをメールするのもはばかられ、でもあちらからはどうでもいいような内容でふらっと立ち寄るみたいにメールが来る。
いつしか待つようになった。
仕事が忙しく連絡がないと心配で、初めは恐る恐る、やがては気軽にこちらからもメールを送るようになった。
日中、仕事で直接会っているのだ。それなのに仕事終わりのメールなんていう拙いツールでひっそりとおこなうやり取りは私の毎日をそっと華やかせた。
やがて一緒に立ち上げていた仕事がひと段落つき、プロジェクトは解散となった。
その人は異動が決まり、私は残留する。
同じ場所で過ごす最後の夜、いつもの通りメールが来て、初めて二人で外で会い、お酒を飲んで美味しいものを食べ、ホテルへ行った。
すべてにおいて淡々と決まっていたみたいで、何かを疑う余地もなかった。

本人の口から聞いたことはなかったけれど、家庭があることを知っていた。
それでもいいやと思ったわけでも、そんなの知らなかったと後悔したわけでもなく、ただ現実が私たちの戻れない足取りにそっと絡みついてくる、そんな感じだった。
仕事が終わって家にたどり着くまでの短い時間、わたしたちはメールのやり取りを続けた。
月に一度ほど二人で会い、ごはんを食べ、ホテルに行く。
わたしの顔をじっと見るその目はとても静かで熱くて、ちりちりと私の方の温度も上げられていくのだった。

「おれそういう我慢苦手だわ」とサンジ君が言う。

「そう? そういう手綱引くのうまそうなのに」
「やー、わりとおれ直情型よ。ナミさんのことになると全然我慢効かねんだもん」

そういってにっこり笑った。
ふうんと言って、彼の顔を見たままごくりとビールを飲む。
サンジ君は意固地になったように視線を外さず私を見つめていたが、やがてくにゅりと口元をすぼめて「惚れた?」と小さな声で言った。いいえ、と私も同じ音量で答える。
サンジ君は聞こえなかったみたいに話を続けた。

「我慢できなくなんない? 連絡しちゃったりしない?」
「しちゃったりするわよ、そりゃあ」

返事が来ないわけではなかった。ただ私が、こちらから踏み込んでしまったという罪悪感に似たなにかを抱えてしまうだけで、あちらからの連絡もこちらからの連絡も大した違いはない。
要は責任を負いたくないのだ。求めたら求めた分だけ責任が返ってくる、そんな気がして。

「ナミさんはさ」サンジ君が言う。握ったフォークでオリーブの実を皿の上で転がしている。

「賢いから。こうしたらああなるとかこれ言ったらおしまいだとか、そういうのが上手なんだ。だから、ナミさんが壊そうと思って壊さねぇと終わらないんだろうなって思うよ」
「そうかしら」

何事にも終わりはやってくる。それは私の意思とは裏腹に、圧倒的な唐突さと理不尽さで。でもサンジ君はそんなことはないと言う。私が全部決められるのだと、決めなきゃいけないと。

「それでも、連絡を待つ?」
「待……たない。待たないけど、私からもしない」
「終わらせましょうって言えないから?」
「わからない」

サンジ君は肩をすくめて、ずっと転がしていたオリーブをとうとう口に含んだ。すぐに種を吐き出して、「しぶい」と眉をすがめた。

「そういえばうちの店、今週末やっとオープンなんだ。前日の土曜日に内輪で前夜祭っつーか、パーティがあるからナミさんよかったら来ねぇ?」
「え、私行ってもいいやつ? うちの会社の誰か行くの?」
「いんや、ほんとちいせぇやつなのよ。ほとんどうちの会社と関係各社が少しだから、そんな気負わなくていいんだけど。空いてる?」
「うーん、何時?」
「16時受付開始で……おれその辺ちょっと手伝わねェとなんだけど、ナミさんは17時過ぎとか適当に来てくれて構わねェよ」
「そうね、少し仕事に行くつもりだったから……そのあとならそれくらいの時間に行けると思う」
「よっしゃ」

サンジ君は子どもみたいに顔をくしゃっとさせて笑うと、「着く時間分かったら電話して。近くまで迎えに行く」と言った。




その週、ポーラから聞いてしまったその話を他の誰かの口から聞くことはなかった。考えてみれば当たり前だ。そんなうわさ話ばかり喋っていられるほど暇ではない。とはいえ、忘れられるはずもなく、時折ふっと思い出しては胃のふちをずんと重くした。彼からの連絡は相変わらず途絶えていた。このまま、そっとフェードアウトさせるつもりなのかもしれない。それがありふれた結末だとわかっているけど、私たちに限ってそんなはずはないと思っている。そう思うこと自体、ありふれているというのに。
土曜日は予定通り仕事に出て、16時半ごろサンジ君に電話をした。数コール鳴らしても出ないので忙しいのだろうと思って切ると、間髪入れずに彼から折り返しがかかってきた。

「ごめん、取ろうとしたら切れちまった」
「今仕事終わったから出るんだけど。忙しかったら迎えに来てくれなくてもいいわよ。場所わかるし」
「やや、行く行く。とりあえず最寄まで来てくれる?」

うんと答え、調べた電車の時間を告げて電話を切った。サンジ君の背後はざわざわと騒がしく、たくさんの人が動く気配があった。化粧室によってお化粧を直し、少し大きめのイヤリングに付け替えてから会社をあとにした。

新しいお店はまだペンキの匂いがふんと香るような真新しさが、贈られたたくさんの花々で強調されていた。パーティーは立食形式で、スーツの男たちが木のように直立して談笑している。男ばかりだ。
サンジ君は私の荷物をクローク代わりの一角に預けると、きょろきょろと辺りを見渡す私の隣にそっと立ってこちらを見下ろし、意味なく微笑んだ。

「ね、なんか男の人ばっかり。ていうか女の人私だけじゃないの」
「あーうちの部署、男しかいねェんだよ。ボスっつーか上がそういう方針で」
「時代錯誤ね」
「ごもっとも。や、でも男尊女卑的な意味はなくて、ほんと、むしろ逆っつーか、究極のフェミニズムっつーか」

説明するほどのことでもないんだけど、とサンジ君が曖昧に笑うので、なんでもよかった私は適当にふーんと相槌を打った。
やがて拍手が起こり、誰だか偉い人が音頭を取って、それより偉い人が挨拶をし、また別の偉い人が挨拶をし、来賓が紹介され、気付けばビールグラスを持たされ、乾杯をした。
少し辺りに目を走らせたら、別の会社の人なのだろう女性がちらほらと目について少し安心した。

「ナミさん、メシ取りに行こう。ここのメニューになるやつおれも前試食したんだけど、結構うめーから」

サンジ君がそっと私の背中を支えて、食事の置いてあるテーブルまで促す。歩きながら彼はさっと私をもう一度見て、「今日のワンピース、かわいいね」と笑った。

「そ? ありがと。ドレスコードないって言われたけど一応パーティーだし、ワンピースが無難かなって」

シルバーのノースリーブワンピースの生地をそっと撫でる。光沢を押さえた色合いがお気に入りだった。
可愛い、似合ってる、と念押しするようにサンジくんが言った。
テーブルの前まで来ると、サンジ君は皿二枚を片手で持ち、私に「これ食べる?」「ナミさんこれうめーんだよ」と言っては次々に私の分と彼の分を取り、綺麗に盛り付けられたそれを最後にはいと渡してきた。
それをもりもりと食べている間、サンジ君はずっと私の隣にいたけれど時折仕事の関係者や同僚と思われる人が話しかけてきた。そのたびにサンジ君は露骨な顔で嫌そうに応対をしてシッシとでも言うべき仕草で追い払うように話を終わらせ、けろっとした顔で「ナミさんビールおかわりする?」などと言った。

「あんたそんな態度で大丈夫なの」
「かまやしねぇよ。おれがどんな態度だろうとあいつらにゃ些末なことだって」

私たちは立ったまま、いつも二人で呑むときと何ら変わらない話をして、いつもより少し控えめに笑った。疲れたら壁際の椅子に座って、一度だけサンジ君が「一瞬ごめん」と言って席を離れた以外はずっと私のそばにいてくれた。
彼以外に知り合いのいない私は、おかげで気まずい思いも疎外感も感じることなく、美味しい食事を好きなだけ楽しんでごくごくとお酒を飲んだ。
19時頃一度挨拶を挟み、料理がまた変わってほかほかと温かいメニューがまたテーブルにたくさん並ぶ。今度はピザとかグラタンとか重ためのメニューが多い。サンジ君がそれを取りに行ってくれるあいだ、私はぼんやりと座って彼を待った。
惰性でグラスを口に運んだが、空になっている。辺りを見渡して、入り口近くのカウンターがバーになっているのに目を止めてそちらに向かった。食事のテーブルは混んでるし、サンジ君はまだ戻らないだろう。
カウンターで彼の分と二人分、適当にジンのカクテルを頼む。待っている間ふとカウンターに手を置いて、あ、と思った。
これ、サンジ君がずっと探してたカウンターだ。深いブラウンで足が長く、触り心地はしっとりとよく馴染む。明るい光の中で見たらまた雰囲気は変わるだろう。たくさん緑を配置した店内に、この深いブラウンはよく映る。そうか、こんなのをずっと探してたんだ。
サンジ君はここにたくさんカップを並べて、料理がここからお客さんの元に運ばれて、夜はスツールを増やして、と私にいろんなことを話してくれた。その話を聞きながら私は、私たちはいくつもの家具屋を回り、仲卸業者を尋ね、合間にご飯を食べて夜はお酒を飲んだ。
少しずつ積もっていたんだなあと思う。
こんな私に、サンジ君は少しずつ楽しい時間を積もらせてくれていたのだ。

出来あがったカクテルグラスを二つ受け取り踵を返したとき、肩から下げた小さなバッグ──携帯とハンカチくらいしか入らない──がじじっと震えた。一瞬のことで気のせいかと思ったが、かばんは腰の辺りでじりじりと小刻みに震えている。
両手がふさがっていたので慌ててカウンターの端により、グラスを置いて携帯を取り出した。

画面を見て、本当は見る前から、携帯を取り出すときから、いや振動が伝わったその瞬間から、相手なんてわかっていたことに気付く。
考えるより早く私は顔を上げ、あたりを見渡していた。サンジ君の姿は見えない。まだテーブルの近くにいるのかもしれない。人が多かった。
何かを訴えるみたいに震え続ける携帯は悲しげに見えた。それをぎゅっと握り、目を閉じ、震え続けるそれを持って私はそっと会場から外れた。
電話に出ると向こうは嫌に静かで、相手の声だけがまっすぐに耳に入ってくる。
今から会えないかという問いかけに、私は答えず「今外に出てるの」と現状だけを伝えた。そうか、と一言帰ってきた。耐え切れず、「今どこにいるの」と訊いてしまう。一度二人で行ったバーにいるのだと言う。
そう、と答えて電話を切った。

会場に戻ると、その入り口の少し前でサンジ君が立っていた。中は禁煙で、彼が立つそこもきっとまだ禁煙なはずで、煙草を吸うなら外にでなければならないのにサンジ君は火のついた煙草を咥えていた。料理を取りに行ったのに手には何も持っていなくて、片方だけがポケットに入っていた。
私と目が合うとそっと口から煙草を外し、ポケット灰皿で火を消しながら静かに一言、「行くの?」と訊いた。
いつもの曖昧な優しさが影をひそめたその声に、私はほとんど金切声といってもいいような痛々しい声で「だって」と叫んだ。

「どうすればいいのよ、だって他のやり方知らないんだもん、どうすればいいかわかんないんだから行くしかないじゃない!」
「行かないで」
「無理よ、絶対に無理、私、もう」
「ナミさん」

いつの間にかすぐそばまで距離を詰めてきていたサンジ君に腕を掴まれ、私はぼろっと熱い水があふれるのを感じながら首を振った。

「ごめん、ごめんなさい。サンジ君」
「頼む。行かないでくれ」
「お願い、はなして」
「行ってどうなるっつーんだよ!」

初めて聞いた怒鳴り声に身をすくませると、サンジ君は誰よりも傷ついた顔を歪めて、掴んだ私の腕を引いて抱きしめた。

「ごめん、ナミさん。ごめん」

いやなんだ。
絞り出して絞り出してそれでも足りないみたいな声でそう言って、サンジ君は私の背中を強くかき抱いた。あまりの強さにかかとが浮いて、その苦しさでますます涙があふれる。
サンジ君、と私は彼のジャケットの背中に腕を回して服を掴んだ。

「知ってるの、どうにもならないことなんてみんな知ってる。それでも行きたいの。お願い」

離して。
やがて背中を抱く力がほどけ、かかとがそっと床に戻る。ゆるりと左腕が、右腕が解放され、サンジ君は私を離してふらりと後ずさった。

「ごめ」
「待って。謝らないで。鞄、取りに行こう」

サンジ君が私の手を取って歩き出すと、騒ぎに気付いてちらちらと会場の外を見ていた人たちがさっと捌けた。
サンジ君はクローク代わりのスタッフルームから私の鞄を取ってきて、こちらに差し出す。それを受け取ると、サンジ君の手がそっと伸びてきたので思わずぎゅっと目をつぶった。
少しかさついた親指が、私の頬の上を撫で、未だ残る水滴を拭い取った。
目を開いて見上げたその顔があまりに傷ついていることにまた泣きそうになるが、それがお門違いだとわかっているのでぐっと堪えてただ「ありがとう」と言った。

「駅まで送ろうか」
「ううん、タクシー使う」
「そう、気を付けて」
「うん」

ナミさん、とサンジ君はいつも通りの声で呼びかけ、少しためらう間を開けてから口を開いた。

「また」

サンジ君がいつもの、あの曖昧な笑い方で、緩く手を振った。
私は笑ったつもりだったけどたぶん上手くはない笑い顔で、「うん」と頷いてその店を後にした。


その夜、0時近くなって、私はサンジ君に電話をし、サンジ君が近くまで迎えに来た。
地下街に下りる階段の手前に立つ彼に駆け寄って、その勢いのまま抱き着き、彼は抱き寄せ、当然のようにキスをして、その日初めて私はサンジ君と寝た。

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 麦わら一味では基本オールキャラかつサンナミ贔屓。
白ひげ一家を愛して12416中心に。
さらにはエース女体化でポートガス・D・アンとマルコの攻防物語。



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足りん
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