OP二次創作マルコ×アン(エース女体化)とサンジ×ナミ(いまはもっぱらこっち)を中心に、その他NLやオールキャラのお話置き場です
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※あてんしょんぷりっ※
今後のおはなしについて。
今後はアンちゃんとマルコがもだもだする予定(予定は未定であり決定ではない)なわけで、あだるてぃなことをするかもしれないししないかもしれない。
そういうお話には!がつきますが、いちいち注意は設けませんので。
以上です。
よいよいと言うかたはスクロールでどうぞ↓
「ああアン、おはようさん」
「マ、ルコっ、おはよ!じゃ!」
「アン、次の島なんだが…」
「あああああたしごめん仕事がっ」
「おいアンてめ」
「ハルタアアアアア!ちょっと話があああああ!」
なんなんだ、一体。
オレが不機嫌を隠そうともしないまま食堂の席に着くと、隣でイゾウが気持ちよさ気に煙管を吸い、ちらりとこちらに目をやった。
「おうマルコさんよ、ご機嫌ななめかい」
「…はんっ」
「アンとなんかあったんだろ」
…だからこいつはイヤなんだ。
「何がご不満なんだかねぇ。生娘捕まえといて」
「生娘言うな」
「で、何があったんだ」
「…アンが、オレを避けるんだよい」
そう言うと、イゾウは珍しく目をぱちくりとさせる。
「昨日の今日じゃねぇか」
その通り、昨日、まぁ、その、そういうことになったのだが。
今日の朝特に変わり映えもなく挨拶したら、逃げられた。
そのときは逃げられたとは思わなかったのだが、今日一日過ごしてよくわかった。
あいつはオレを避けている。
隣からふわりふわりと紫煙がくゆる。
「なんだ、昨日無理矢理でもしたのか」
「ばっ…!そんなことしてねぇよい!」
そうかいそうかいと、イゾウはくつくつと笑い肩を揺らす。
またこいつの話術というかそういう類の何かに嵌められたような気分になり、オレはますます眉間の皺を深くした。
キィ、と食堂のドアが音を立てる。
「あ、アン」
イゾウの声に釣られるようにしてそちらに顔を向ければ、確かにドアを引くアンの姿が。
だがアンはおれにパチリと視線を合わしたその刹那、無言でドアを閉めた。
「……」
「…くっ…ははっ…!本気で避けられてんのかっ…!あぁ腹いて」
イゾウが爆笑し続けるその横で、オレは思わず深い溜め息をついたがすぐにそれを飲み込んだ。
出してしまったものはどうしようもないのだが。
…別にアンがオレを避けようと、オレにゃぁなんの被害もねぇじゃねぇかい。
そう、そうだ。
アンの奴がまたくだらないことを考えているだけのこと。
…しかし、だ。
理由もわからず避けられ続けるというのは、大層気分がよろしくない。
それだけの理由だ、と言い訳めいたことを考えながらオレは席を立ち食堂の入り口へと歩を進めた。
もう部屋へ戻っただろうと思いドアを開けたのだが、驚くことにまだアンはその場に突っ立っていた。
「わっ」
「ちょい待てい!」
慌てて逃げようとしたその腕を掴むと、ぴたりとアンは動かなくなった。
「おいテメェなんでオレを避けてる」
「…べ…つに、」
「嘘付けそっぽ向くな」
「…リ…」
「あ?なんて言っ…」
「もうムリっ!!」
そう絶叫したかと思うと、次の瞬間、ゴウッとすさまじい音と熱風が巻き起こった。
「熱っ…!」
激しい熱の中薄く目を開けると、あろうことか、アンの顔が、無い。
つまり、炎となっている。
その、首から上の部分が。
それはもうメラメラと。
「おまっ…!」
オレが口を開いたときにはもうアンは廊下を走り出していて、もちろんその状態のままで。
「ア、アン隊長!?」
「うぉおっ!服に引火したァッ!!」
「おい誰かアンを消火しろォォ!!」
すれ違う隊員はその姿に目を剥き、奴が走り去った廊下は何故か地獄と化していた。
ぽつんとその場に残されたオレは、食堂から聞こえるイゾウの爆笑にただ眉を潜めるばかりだった。
超自然発火現象
(だってなんかもうムリなんだもん!)
Thanks to さくら様!/三つ葉様!
今後のおはなしについて。
今後はアンちゃんとマルコがもだもだする予定(予定は未定であり決定ではない)なわけで、あだるてぃなことをするかもしれないししないかもしれない。
そういうお話には!がつきますが、いちいち注意は設けませんので。
以上です。
よいよいと言うかたはスクロールでどうぞ↓
「ああアン、おはようさん」
「マ、ルコっ、おはよ!じゃ!」
「アン、次の島なんだが…」
「あああああたしごめん仕事がっ」
「おいアンてめ」
「ハルタアアアアア!ちょっと話があああああ!」
なんなんだ、一体。
オレが不機嫌を隠そうともしないまま食堂の席に着くと、隣でイゾウが気持ちよさ気に煙管を吸い、ちらりとこちらに目をやった。
「おうマルコさんよ、ご機嫌ななめかい」
「…はんっ」
「アンとなんかあったんだろ」
…だからこいつはイヤなんだ。
「何がご不満なんだかねぇ。生娘捕まえといて」
「生娘言うな」
「で、何があったんだ」
「…アンが、オレを避けるんだよい」
そう言うと、イゾウは珍しく目をぱちくりとさせる。
「昨日の今日じゃねぇか」
その通り、昨日、まぁ、その、そういうことになったのだが。
今日の朝特に変わり映えもなく挨拶したら、逃げられた。
そのときは逃げられたとは思わなかったのだが、今日一日過ごしてよくわかった。
あいつはオレを避けている。
隣からふわりふわりと紫煙がくゆる。
「なんだ、昨日無理矢理でもしたのか」
「ばっ…!そんなことしてねぇよい!」
そうかいそうかいと、イゾウはくつくつと笑い肩を揺らす。
またこいつの話術というかそういう類の何かに嵌められたような気分になり、オレはますます眉間の皺を深くした。
キィ、と食堂のドアが音を立てる。
「あ、アン」
イゾウの声に釣られるようにしてそちらに顔を向ければ、確かにドアを引くアンの姿が。
だがアンはおれにパチリと視線を合わしたその刹那、無言でドアを閉めた。
「……」
「…くっ…ははっ…!本気で避けられてんのかっ…!あぁ腹いて」
イゾウが爆笑し続けるその横で、オレは思わず深い溜め息をついたがすぐにそれを飲み込んだ。
出してしまったものはどうしようもないのだが。
…別にアンがオレを避けようと、オレにゃぁなんの被害もねぇじゃねぇかい。
そう、そうだ。
アンの奴がまたくだらないことを考えているだけのこと。
…しかし、だ。
理由もわからず避けられ続けるというのは、大層気分がよろしくない。
それだけの理由だ、と言い訳めいたことを考えながらオレは席を立ち食堂の入り口へと歩を進めた。
もう部屋へ戻っただろうと思いドアを開けたのだが、驚くことにまだアンはその場に突っ立っていた。
「わっ」
「ちょい待てい!」
慌てて逃げようとしたその腕を掴むと、ぴたりとアンは動かなくなった。
「おいテメェなんでオレを避けてる」
「…べ…つに、」
「嘘付けそっぽ向くな」
「…リ…」
「あ?なんて言っ…」
「もうムリっ!!」
そう絶叫したかと思うと、次の瞬間、ゴウッとすさまじい音と熱風が巻き起こった。
「熱っ…!」
激しい熱の中薄く目を開けると、あろうことか、アンの顔が、無い。
つまり、炎となっている。
その、首から上の部分が。
それはもうメラメラと。
「おまっ…!」
オレが口を開いたときにはもうアンは廊下を走り出していて、もちろんその状態のままで。
「ア、アン隊長!?」
「うぉおっ!服に引火したァッ!!」
「おい誰かアンを消火しろォォ!!」
すれ違う隊員はその姿に目を剥き、奴が走り去った廊下は何故か地獄と化していた。
ぽつんとその場に残されたオレは、食堂から聞こえるイゾウの爆笑にただ眉を潜めるばかりだった。
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麦わら一味では基本オールキャラかつサンナミ贔屓。
白ひげ一家を愛して12416中心に。
さらにはエース女体化でポートガス・D・アンとマルコの攻防物語。
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