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OP二次創作マルコ×アン(エース女体化)とサンジ×ナミ(いまはもっぱらこっち)を中心に、その他NLやオールキャラのお話置き場です
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最後の夜は二人で過ごそうと、サンジ君が言った。


「せっかくだからどこかいいところに行こうよ。オレ運転してもいいし」

 

オレたちには場違いなんじゃと思えるほどのレストランとか、と彼は指折り数えてここやあそこやといくつものお店の名前を上げていった。

だけど私は首を振り、いつものようにいたいと言った。


サンジ君は少しの間私を見つめてから、ゆっくりと笑った。

 

 

 

 

 

 

 


混雑時を外したつもりでも日曜の夜のバラティエはまだまだかきいれ時で、数個のグループが入り口付近で席の空きを待っていた。
受付のボーイは私たちの姿を見ると、なめらかな動作で通してくれた。
客用フロアの一番奥、入り口からは見えない少し静かな席が私とサンジ君の席だ。

レストランの内装やその他諸々の装いを見れば、ここは『一見さんはご遠慮』のようにも見えるがそんなことはない。
あらゆる人々がただおいしいものを求めてくるだけの場所が、ここバラティエだ。
厨房に近づけばコックたちの怒号が聞こえてくる。
頭の足りない奴らが入り込めばたちまち太い腕がそれを抑え込む。
祝い事には盛大なる料理と、全力で拍手を。

彼の家は、とても素敵な場所だった。

 

 

 

 

 


少し豪華な夕食を、彼の仲間たちが仕上げてくれた料理をその席で終えて、私たちは帰り道を辿った。

道中、サンジくんはひとり上機嫌だった。
足取りは軽く、身振り手振りをつけてよく話しよく笑う。
夜道は暗かったけど、彼の金髪がやけに明るく見えた。


「ナミさんはあと一年、や、もう一年しか制服着ねぇんだな」
「なんで私が名残惜しそうなのよ」


私の買い物袋を肩から下げたサンジくんは私を見て笑っただけで、それからすぐにはい到着ーと足を止めた。

窓から煌々とあかりがもれている、一戸建ての前。


サンジくんは変わらぬ笑顔のまま、私に買い物袋を差しだした。

 

「風邪、ひかないように」

「ん」

「勉強もがんばって」

「そっちこそ」

 

サンジ君は困ったように笑った。


「いつになるかは、わかんねぇけど」


必ず帰ってくるよ。


サンジ君はまっすぐに私を見つめて、瞬きもせず、まるで視線全てで包み込んで忘れまいとするかのように、海をたたえた瞳に私を焼き付けた。

彼が背を向ける。
ストライドの長い足が彼を運んでいく。
上空で飛行機が近く、轟音を立てて飛んで言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



「ナミー、飲み物どうする」

「オレンジティー」

「了解」

 

小銭を投げると、ウソップは上手にキャッチして込み合うカウンターへと歩いて行った。

大学のカフェテリアは雑然としていて、無秩序で、生暖かい人の温度であふれている。
私はやっと見つけた二人席に腰を下ろして伸びをした。
軋んだ背骨が縁起でもない音をたてた。


「お待たせ」

「ありがと」

二人分の昼食をトレーに乗せて人ごみを潜り抜けてきたウソップは、息をついて腰を下ろした。


「ゾロからメール来てた」

「ゾロ?」

「今週末こっち帰ってくっから、メシ行こうって話んなって」

「そう、久しぶりね」

「2年の夏に一回…それきりか」

「あいつも冷たいわね、全然帰って来ないんだから」

「忙しいんだろ。今週もたまたま休み出ただけだっつって」

 

大変ねーとランチを口に運べば、本当なーとウソップがコーラをすすった。

 

「そういやオレ、こないだの木曜ルフィにあったわ」

「あ、そう。何してた?」

「レストランの食品ディスプレイに張り付いてた」

「なにそれ」

 

その相変わらずな姿に噴き出して、変わらないわねというとウソップも呆れたように眉を下げて笑った。


「まぁあいつもそれなりに忙しくしてっし、そう会えねぇからなぁ。サンジだって、」


そこで言葉を切ったウソップは、ちらりとあたしを盗み見た。
平気な顔をして嘘ばっかりつくくせに、こういうときだけ素直で、優しい。


「…サンジも、帰ってこねぇしな」

「そうね」

「何年だっけ」

「…あたしたちが高3になる前の春…だから、3年、かな」


そうかと呟いたウソップは人であふれかえるフロア内から目を逸らすように窓の外に目をやった。

 

 

 

 

 

 

 

サンジ君がフランスに立って、4回目の夏が来ようとしている。

私たち3人を残して卒業したゾロは、剣道の有名な大学へと進学した。
プロのオファーが来ているとの話も聞いたけど、本人はそう乗り気じゃないんだとか。
高校の体育教員免許取得のため、勉強中らしい。


そしてゾロと同じく卒業したサンジくんは言わずもがな料理の修行のため、フランスの、ゼフ料理長の知人の元へと旅立った。
これにはサンジくんと料理長の間で何かと悶着はあったらしい。
口には出さないがきっと一生をかけて料理長に恩を返し、その彼からすべてを学ぼうとしていたサンジくんにとってその申し出は意に反するものだった。
もちろんフランス行きを進言したのはゼフ料理長その人で、よってサンジ君との対立はすさまじかったとか。
結局サンジ君が説き伏せられた結果になったのだけど、最後までサンジくんは渋っていた。
それでもやっぱり本場に行くことは彼にとって楽しみじゃないはずがなく、勇張り切って旅立って行った。



そしてその一年後、私とウソップ、そしてルフィが高校を卒業した。
ルフィはお兄さんのエースが働く会社に、まずは下働きとして就職した。
もっぱら力仕事らしく入社してしばらくは会うたびに腹が減った腹が減ったとうめいていたものだ。
だけどルフィの人懐っこさや不思議な魅力、そしてもちろんその体力も買われて今では結構重宝されているらしい。


そして私とウソップは、地元の同じ大学へと進学した。
ウソップは美術学部デザイン学科へ、あたしは理学部気象学科へ。
よって毎日顔を合わせられるのは私とウソップだけ。

ルフィやゾロとはたまに会うけど、サンジ君とは3年前のあの時以来一度も会っていない。
ついでに言えば、手紙も、電話だって一度もない。
生きてるのか死んでるのかだって……これは、知っている。
ルフィがバラティエに行った際、サンジ君がちゃんと今でもフランスのレストランで修業して働いていると料理長に聞いたと、嬉しそうに話してくれたことがある。




「おめーには連絡してると思ったけど、サンジの奴何やってんだ」


そう言ってルフィが顔をしかめた時も、私は曖昧に笑うしかなかった。


「サンジの奴、フランス語も話せたわけじゃねぇんだ、それに料理の勉強もあって忙しいんだろうよ」


ウソップはそう言って慰めてくれたけれど、忙しいんだろうと言い聞かせて過ごすのに3年の月日は長すぎた。

思えば、待っていてほしいなんて一言も言われなかったし、帰って来るとは言っていたけど私のもとにとは言わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

昼休みも半ばを過ぎると人波は落ち着き、穏やかな午後の雰囲気を醸し出し始めた。
梅雨が去った後の空は目を細めねばならないほど明るく輝いて、夏のきざはしをしっかりと肌に感じさせる。


「ウソップ次は?」

「4講目。でも休講。ナミは?」

「私もこれで終わり。ね、これから買い物行くんだけど付き合ってよ」

「いいけど、なんだよ」

「スーパー。今日卵が安いの」

「…荷物持ちな」

 

しょうがねぇのと立ち上がったウソップの肩を感謝を込めて軽く叩く。
窓越しの景色は濡れたように光り、確実に夏は近づいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


壁面に幾重ものツタが巻き付いたアンティーク調の小さな建物。
そこの木造の扉をもたれかかるようにして押し開ければ、カランと軽くベルが鳴った。

 

「いらっしゃい」

「あー、涼しー」


カウンターでグラスを磨いていたロビンはその手を止めて涼しげに笑ってくれたが、だらけた私たちの姿を見て暑いわねと苦笑した。

 

「もうダメ…溶ける…」

「ロビン聞いてくれよ、ナミの奴オレに卵3パック牛乳2本入った買い物袋持たせてこいつんちまで運ばせんだぜ!」

「お疲れ様、今日は何にする?」

「オレンジスカッシュー」

「オレアイス」


人のいないカウンターに半ば倒れ掛かるように座り込むと、ちょっと待ってねとロビンが準備に取り掛かった。
季節が変わらない限り私たちのお気に入りもそう変わらないのに、ロビンはなぜか毎回注文を聞いてくれる。
ロビンが豆を挽き始めると室内に香ばしくツンとしたコーヒーの香りがゆったりと、音楽のように流れ出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロビンが一人で切り盛りする小さなカフェは、昔から私たちのたまり場だった。
私たちの高校から少し坂を上ると道の左側に見えてくる小さな看板と、香るコーヒー、そしてロビンの穏やかな声が、いつもいつも私を癒してくれた。

3年前のあのときもずいぶんお世話になったものだ。

 

 

 

「ナミ、勉強は順調?」

「もっちろん。でも気象予報士試験って馬鹿みたいに高いのよねー。そうホイホイ受けらんないから、できれば来年の8月に一発で合格したいの」

「確か国家試験なのよね。ウソップも、この間雑誌で見たわ、素敵ねあのデザイン」

「だっろー!?やっとオレの実力が世に認められてきたってわけよ」

 

ふふんと顔を反らせるウソップの前に、そして私の前にもおまたせとそれぞれの品が置かれた。
しぼりたてのオレンジスカッシュと淹れたてのアイスコーヒーの氷がカランとなると、耳から涼しくなるようだった。

 


「やっぱロビンのコーヒーはうめぇなー」

「オレンジスカッシュも!まぁうちのみかんなんだから当たり前だけど!」

 

ロビンは私たちの好き勝手なコメントに、嬉しそうに笑みを返した。


「みかんはナミのおうちから入荷したて。コーヒーもコックさんに教えてもらった淹れ方で大繁盛よ」


大繁盛という程人の入りが激しい店ではないのだが、それでもロビンは満足そうに笑って見せた。

 

「あぁ、そういやサンジが教えてたな…」

「ええ。…ナミ、連絡はまだ、」

「ないわ。なーんにも」

 

自棄になったように肩をすくめてみせると、ロビンは静かに目を伏せた。
悲しんでくれてるようにも、呆れているようにも見えた。

 

 

「…何してんだろ、あいつ」

「…修行だろ、だから」

「3年も、彼女に一切連絡できない修行ってなんなのよ。手紙くらい書いてよこしてくれたっていいじゃない。電話だってしてこないし!なに!?あっちの切手代も電話代もそんなに高いわけ!?」

「いや金の話じゃねぇだろ」


ウソップは呆れ顔で口をはさんだが、饒舌に滑り出した言葉はするすると後を絶たない。


「じゃあなに!?私に飽きたわけ!?忘れたわけ!?フランスでブロンド美女でも捕まえたって言うの!!」


どんとカウンターに拳をぶつけると、ウソップが慌ててその手を止めにかかった。


「おま、落ち着けって」

「飽きたなんて言うならこっちから捨ててやるんだから!もう、あいつの顔も…顔も忘れそうなのに」

 


顔だけじゃない。
声も指の動きも仕草も視線の運び方も全部、記憶は風化した。

それなのに思いばっかり薄れることなく莫大なかさを増していって、私だけが辛いような気がして悔しくなった。
そんなはずはないこと、わかってるのに。

 

 

 

「ナミ、あなたから連絡したことあるの?」

 

ロビンが唐突に尋ねた。
勢いを失って視線を落としていた私は、その言葉にゆっくり顔を上げた。

 

「してない」

「ならおあいこじゃない」

「でも!あっちは海外だし遊びに行ってるわけじゃないんだから邪魔したくないし、第一こっちから連絡したんじゃ高くついて仕方ないわ!」

「海外なのはコックさんから見ても同じでしょう。それに彼もあなたが勉強してることを知ってる。お金の件は…まああなたなら仕方ないかもしれないけど」

 


ロビンの言葉にぐ、と喉が詰まった。

 

「こっちから連絡して、繋がらなくなってたら嫌じゃない」

 

ロビンから視線を外して、カウンターの木目を眺めながらぼそりと呟けば、つむじのあたりにロビンの溜息が降りかかるようだった。

 

 

そこで唐突にウソップが、んぉ?と奇妙な声を上げた。

 

「なによ」


ウソップは店の入り口に重ねられた雑誌類を引っ張ってきていたらしく、その一冊を開いていた。
私の返事には耳もかさず食い入るようにそれを見ていたかと思えば、ちょっとこれ見ろ!と私のほうに押しやった。
なに?とロビンもカウンターの内側からぐるりと回ってフロア側へとやってきた。

 

 

 

『21歳にして オールブルー賞候補に選出』


白のコック服に身を包み真摯な瞳で包丁を構え立つ男の横顔。
紛れもなくサンジくんだ。


「『オールブルーはあらゆる分野において最高の料理人の称号を得た者に贈られる賞である』…サンジじゃん!すげぇ!おいナミ、サンジちゃんと頑張ってんじゃねぇか!」

「うちにこんな雑誌があるなんて全然気づかなかったわ…これいつの記事かしら」

「今年の…3月に刊行されてる」

「じゃあ記事の出来事はもっと前ね。今年か…もしかすると去年のことかも」

 


ウソップが記事を読んでいく。
サンジくんが修行中の身であること。
彼の身の上や経歴、はたまた細かいプロフィールなんてのも。

思考が追い付かず、少し開いた唇の間から息をするのがやっとだった。

 


「日本ではあまり取り上げられなかったから…気づかなかったわね」

「でもこの賞受賞したら日本でも騒がれんだろ!そったらナミ、サンジも帰ってくんじゃ」

「私」

 

ごめん帰ると呟いて、ロビンのほうに御馳走様とグラスを押しやった。
おい、とか待てよ、とかウソップの慌てたような声とロビンの視線を背中に浴びながら、照り返しの激しいコンクリートの上へと飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


家に帰ってインターネットで調べればすぐに出てきた、この三年間における彼の業績。
こんなに有名になってることすら知らなかった。
ともするとファンクラブさえできていて、すうっと胸のあたりが冷えていった。

こういうことに素直にやきもちも妬けないあたしだから、彼は帰ってこないんだろうか。

 

 

3年前より少し伸びたまま整えられた髪と、形の変わった顎髭。
食材を見る目は相変わらずまっすぐで、羨ましかった。
パソコンのウィンドウ越しじゃなかったら、ぶっとばしてやるのに。

 


パソコンの電源を落とすと、起動音がフェードアウトしていった。
そのまま重力に任せて後ろのベッドに倒れこむ。
身体はふわんと受け止められたのに、心だけはどこまでもずぶずぶ沈んでいった。

 

 

 

 

私だけがこんなにも好きだなんて思いたくない。
そんなことしてしまえば3年前の彼の言葉全てが嘘になる。

溢れんばかりに囁かれる愛の言葉は私だけのものじゃないのね。

 

 

 

 

 

ベッドに放り投げてあった携帯に手を伸ばし少しいじると、私には判別のつかないアルファベットの羅列と少しの数字。

あの日、最後に別れてから来たサンジくんからの最後のメール。


『向こうで世話んなるとこの住所と店の名前。何かあったら』

 

 

「…何かって、何よ…」

 

 


一年目の夏は、サンジくんは今何やってんだろうねとウソップとルフィの3人でお昼ご飯を食べながら過ごしていた。

二年目の夏は、始まった大学生活に対する諸々の期待や不安もあって、気が紛れた。それでも忘れたことなんてなかった。

三年目の夏は、彼の安否がわからなくて腹を立てたり落ち込んだりを繰り返してみんなに心配かけた。連絡してこない理由を探し始めたのもこのころから。

そして今年は、いい加減疲れてきた。

 

なんで私ばっかりこんなあれこれ考えなきゃいけないのよ。
あいつが勝手に行っただけなのに、なんで私が心配しなきゃいけないの。
なんでサンジくんは私のことが気にかからないの。

 

「…行ってやろうかな」

 

突然現れて、はあいこんにちは。あらその子可愛いわね、よかったね綺麗なフランス人の彼女ができて…

 


「笑えないわよ!!」

 

 

ひとり叫んでクッションを部屋の扉に投げつけると、階下から『ナミ暴れてんじゃないよ!』とベルメールさんの尖った声が飛んできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



次の日大学でウソップに会ったときウソップは気まずそうに笑ったので、ああ昨日は悪いことしたなと反省した。
昨日は無神経なこと言ってごめんなんてあいつから謝ってくるんだから、お人好しもここまで来ると病気だ。

 


「私フランス行ってやろうと思って」

「ああフランスなあ…ってはあ、おま、何突然」

「サンジくんのところ行って、ちゃんとけじめ着けてくんのよ。向こうで私のことなんか忘れて幸せにしてたらもうそれでよし。多少のことは言わせてもらうつもりだけど」

「行くっつったってお前場所わかってんの」

「住んでるところは聞いてあんのよね。店の名前も。もし変わってたとしても人に聞けばなんとかなるでしょ」

「聞けばって、お前フランス語なんて話せんのかよ」

「一応第二外国語はフランス語やってたけど、まあ本場じゃ通じないでしょうね。大丈夫、ノリよ!」


ウソップはしばらくぽかんと丸くなった目であたしを見つめていたが、私が本気であることを理解したのか溜息をついて頭をかいた。

 

「…いつ行くんだよ」

「今日の16時発」

「今日!?」


もうだめだオレお前がわかんねぇ、と今度こそウソップは頭を抱えた。

 


「…ウソップ」


やるだけやってみるのよと静かに言えば、顔を上げたウソップはなぜか少し泣きそうな顔で、そうかと笑ってくれた。

 

 


「14時には空港にいるつもりだから、次の授業受けたら行くわ」

「…せっかく明日の土曜、ゾロ帰ってくんのにな」

「謝っといて」

 

それじゃと手を振るとウソップも相変わらず心配げな視線はそのままで手を振り返した。

 


 

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 麦わら一味では基本オールキャラかつサンナミ贔屓。
白ひげ一家を愛して12416中心に。
さらにはエース女体化でポートガス・D・アンとマルコの攻防物語。



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