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OP二次創作マルコ×アン(エース女体化)とサンジ×ナミ(いまはもっぱらこっち)を中心に、その他NLやオールキャラのお話置き場です
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【カンバスのある丘】ながらくお付き合いいただきありがとうございましたー。
なんだかすごく長い間描いていた気がするものの、終わってみたら10話しかなかった。

普段あまりあとがきは書かないタイプなんですが、カンバスはもっと書きたい話とか入れたい設定とかたくさんあったので。
あとがきが興醒めだわーと思う部分もあるので自分が書くのはあんまり好きじゃないくせに、大好きな書き手・描き手さんのあとがきを読むのはだいすきです。
だって、どういう考えであそこを描いたのかとか、このとき実はこうなってたとか知るのはめちゃくちゃ楽しいじゃないですか。
文学とか芸術だけのものじゃないんだから、そういうのも私は楽しみたい。
しかし自分が書くのは気後れするのである(ドーン)



ええと、なによりまずナミさんがぜんっぜん原作キャラと違うことに書きはじめて自分で戸惑いました。
なんかすっごく弱いし、大人しいし、常にサンジの前でびくびくしてる感じが「お、お前誰やー!」と思いながらずっと書いてました。
でもやっぱりノジコやベルメールさんといるとき、何よりウソップと一緒にいるときはナミさんらしくなるのが不思議だなあと。
そしたら感想をいただいた中で、『もしベルメールさんが生きていて、あの壮絶な過去がなくナミさんが育っていたのならこうなっていたのかもしれない』というようなことを言っていただいて、すごくすとんと自分の中に落ちた気がしました。
いや、正直そんな殊勝なことは考えていませんでしたが。
ただ、自然発生的に彼女の中に生まれた恋心を大事に育てて、悩んだり迷ったりしながらも持ち前のまっすぐさでサンジにぶつかろうとする時間と余裕が、現パロのナミさんにはある気がします。


次にサンジ。
ずっとナミさん視点で進めていたので、ヤツのこともっと書きたいけどかけないやーと諦めたことが何度もありました。
たとえばサンジは、当然のようにゼフから料理の手ほどきを受けて原作の様なあの壮絶な遭難生活を取り払って育ったとしたら、すごく天狗になって高校生辺りまでは育つんじゃないかと。
幸い容姿もまぁいいし、育ちは複雑であれ家はそれなりに裕福で。
でもそれが、高校生辺りに何らかの理由でぽっきり折れたとしたら、あんなふうに擦れて妙に飄々としたサンジができあがるのではないかな。
やっぱりこの辺も話に盛り込めばよかったー。
でもナミさん視点にすると、この辺の話はサンジに喋らせるかウソップやゾロ辺りに語らせるしかなくて、それを上手に差し挟む技術が私にはなかったのであきらめました。
きっと、今後何かの機会にナミさんには零すんじゃないかな。
折れてよかったんじゃない、ってナミさんは思いそう。


ルフィを始めにナミさんの弟にしようと思ったのは、単純にこのコンビが私は大好きだからです。
カップリングは想像もできないけど、コンビとしては最強だと思う。
なんだかもう一心同体みたいな、お互いに意識せずリンクしあえるルフィとナミさんなら、ナミさんが何らかの事情で参っちまったときにもルフィが掻っ攫うように彼女を掬ってくれる気がします。
そんでナミさんも心のそこではそれを信じて待ってるみたいな。
最強の信頼関係が麦わらの一味には張り巡らされてるだろうけど、ルフィとナミさんのそれはぶっといのではないかと。
あ、これは海賊のはなしか。
現パロでもそういう立ち位置にいてほしいなって、そういうことです。



ウソップは、サンナミ現パロには付き物です。
ウソップとロビンちゃん辺りは本当にすきだ。
言いようにも悪いようにも二人をかき回したりせっついたりしてくれるから。


今回の話に感想をいただいて何より一番おもしろかったのが、みなさん他キャラ
のパートナーを推測してくれる。
ゾロが個展にやって来たことに対し、「ペローナに会いに来たの!?」「ロビンに会いに来たの!?」みたいなざわつきを聞かせていただいたのが楽しかったです。
正直私の性質としてはゾロビンよりの傾向があるのですが、今回の話では一切ロビンやゾロにカップリング色を乗せたつもりはありませんでした。
でも突然ペローナを出したということは、ゾロぺロの深層心理が働いたのかもしれない。
特にゾロぺロクラスタでもないのに。
ペローナちゃんはいちばんベレー帽が似合う気がしたので登場しました。

ロビンちゃんは大人のくせして不安定なところがあるから、海賊版では絶対にあんなふうにしっかりナミさんを支えることはできないと思います。
現パロでそれができるのは、彼女にあの過去がないことと、やっぱり誰か支えてくれる人がいるんじゃないかと。
その辺も特に誰とか決めてないので好きにしてくれ!!

あと一瞬だけど初めてオリビアさん書きました。生きてるよ。


そうそう感想コメントで触れていただいた、9話目にナミさんとロビンが話題にするとある小説、ご存知の方はご存じの某村上氏による小説『スプートニクの恋人』からネタをいただきました。
特に直近で読んでいたわけではないのに、唐突に浮かんできて。
小説に関しては話し出すと止まらないのですが、この小説の冒頭がすごくすきです。
ナミさんが口ずさんでる「平野を突き進む竜巻みたいな」恋というやつ。
な、なんだそれぇえええとピシャーーンと胸に来ました。
某春樹氏の文章は、あまりのこねくりまわしに頭がついて行かず辟易するときもあれば、こんなふうにぐらっとさせることもあるので困ります。


話がそれました。

絵描きのサンジが書きたいっていうただそれだけで、まさかこんな話になるとは思いませんでした。(計画力の無さが露呈)
ただ、ちんたら書いている最中やっぱり感想いただけたのがほんっとーーに嬉しくて、サンナミ書くのが趣味でよかったと心の底から思いました。
そんでやっぱりサンナミ好きだー。

次は海賊で長編書きたいなあ。


お読みいただきありがとうございました!


2015.7.27 こまつな

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 麦わら一味では基本オールキャラかつサンナミ贔屓。
白ひげ一家を愛して12416中心に。
さらにはエース女体化でポートガス・D・アンとマルコの攻防物語。



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