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OP二次創作マルコ×アン(エース女体化)とサンジ×ナミ(いまはもっぱらこっち)を中心に、その他NLやオールキャラのお話置き場です
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おとぎ話が嫌いな子供だった。
可哀そうな女の子がやさしい仲間たちに助けられながら結局王子様と結婚したり、貧乏な子供が神様にやさしい心を買われて大金持ちになったり、そういう話が嫌いだった。
ありもしないやさしいお話を夢見るより、あたしは確実に存在するこの世界を地図に描き出すことの方が、何倍も楽しいし価値があると思っていた。
地図はあたしを満たしてくれる。
ときにはお金にだってなる。
でも甘いおとぎ話はだれも救わない。
だから、『あなたのプリンスです』だなんていうアイツが大嫌いだった。




ルフィのシャツを縫っている。
ルフィはいつも同じ色同じ形のシャツを着ていて、あたしがたった五人ぽっちの海賊船のお金の管理を始めてからたまにお小遣いを上げて「服を新調してきなさい」って言っても全部食べ物に替えてくるもんだからなかなか新しい服が手に入らない。
そのくせ動きが激しいので服の消耗は早く、すぐに擦り切れたり破れたりしてそのたびにルフィはあたしに泣きついてきた。

別にお裁縫は得意じゃないけど、小さいころはいつもベルメールさんが服のリメイクや縫合をしてくれていたので、実家には一通りの道具があった。
それを見て育ち、彼女がいなくなった後見よう見まねで嫌でも自分でしなければならなかったから、気付いたらいつの間にかある程度はできるようになっていた。
たとえあたしが下手くそだったとしても、この船であたしのほかに裁縫ができるような人間がいないのだから仕方ない。

ぷちん、と尖った歯の先で糸を切って目の前に赤いシャツを広げてみた。


「ま、完成かな」


そう呟いたところで、自室のドアが開いた。


「ナミ! できたか?」
「アンタノックくらいしなさいよ」


わりぃわりぃと全く心のこもらない謝罪とともに、半裸のルフィはデスクに座るあたしを後ろから覗き込む。
穴の塞がったシャツを見て、ルフィは歓声を上げた。


「すっげぇ、元通りだ!」
「完全に元通りなわけじゃないんだから、あんまり引っ張ったりしちゃだめよ。あんたすぐに裾引っ張るから」
「だってよォ、」
「だってじゃない。ほらもう服着て」
「ん」


頭から麦わらぼうしを取ってシャツを手渡してやると、ルフィはもぞもぞとシャツをかぶってスポンと顔を出した。


「そうだ、そのぼうしもさ、ホラ端のところほつれてきてんだ、ついでに直してくれよ」
「アンタこうして着実に借金かさんでいってんの、忘れんじゃないわよ」


帽子のほつれを手探りながらじとりとルフィを睨んだが、ルフィはあたしの忠告など意に介するふうもなく、「宝払いだからヘーキだ」とお得意の言葉を口にした。

まったく、と呆れて呟いたそのとき、穏やかなノックの音が響いた。
こんなふうに部屋の扉を叩くことを知っているのは、少なくともこの船にはひとりしかいない。
ドーゾ、と息を吐くついでのように返事をする。


「んナミさァん、温かいレモンティーをお持ちしました……ってクソゴム、テメェ何ぬけぬけとナミさんの部屋に!」


指の腹の上に乗せるようにしてトレンチを支える男は、胸に手を当てて現れたときの顔から、一気に嫌悪の表情を表した。


「おォサンジ、今ナミに服とぼうし直してもらってんだ」


彼はのんきなルフィの言葉を丸無視して、顔に影を作ってつかつかと歩み寄ってきた。


「ち、け、え、んだよテメッ、いつだれがナミさんを後ろから抱きしめるように覗き込むことを許可したァ!!」
「サンジ君うるさい」
「ハイごめんなさい」


従順な犬のようにぴたりと動きを止めて、サンジ君はトレンチをすっとあたしの前に差し出した。


「今日は少し冷えるからホットにしてみました」
「ありがと」
「サンジッずりぃぞ! オレの分は!?」
「テメェのはねェよ、白湯でも飲んでろ」


ギャーギャーと騒がしい二人を尻目に、私は受け取った紅茶をデスクに置くとそのまますぐ針と糸を手に取った。
ほつれているのはリボンのふちだったので、シャツを縫うのに使っていた赤い糸をそのまま使うことにした。


「ナミ、オレおやつ食ってくるからまた取りに来るな!」
「ハイハイ」
「レディに仕事させて自分はのんきにおやつったぁ結構なご身分だなクソ野郎」


あっけらかんとしたルフィに対してぐちぐちと文句を垂れるサンジ君は、あたしの方をちらりと見て少し寂しげに眉を寄せた。
あたしは気づかないふりをして手を動かし続ける。


「あのナミさんカップは取りに来るから、持ってこなくてもいいからね」
「うん」
「メシのときに持ってきてくれるのでも、どっちでも、いいから」


うん、と短く返事をした私に、サンジ君はゆるい笑顔を俯かせた。
そのまま、部屋をさっさと出ていくルフィのあとに続いてサンジ君も部屋を後にした。

デスクの端でゆらゆらと立ち上る白い湯気は次第に薄く細くなっていき、いつの間にか消えていた。
冷えたそれにあたしが口をつけることはなかった。




特にひどいことをしているというつもりはなかったけれど、大概やさしくはないな、とは思っていた。
邪険にしたりはしない。
サンジ君だって仲間だ。
こうして一緒に旅をして、一緒に闘って、彼はあたしを守ってくれるし、あたしも彼が夢を果たせる場所まで船を動かしたい。
それに何より、サンジ君は助けてくれた。
終わらない悪夢をルフィたちと一緒に断ち切ってくれた。
ルフィ一人のおかげだとは思わない。
私のために怒って、私の目の前でクロオビを蹴り飛ばしてくれたのはサンジ君だ。

でもそれと彼の人柄とは全く別の話だ。
それはもう目一杯感謝しているけれど、だからといってあたしが彼のことを好きになれるかどうかというのは話が違う。

ああいう女を傘に着ればどうとでも扱えるようなタイプは、一線引いた内側に入れると途端に厄介になる。
ルフィやゾロ、ウソップが彼とは全く対照的にあたしが女であることを意識しないから一緒に生活していけるのに、彼のせいであたしは嫌でも女を意識しなきゃならなくなる。
もちろん男たちと同じスタイルの生活なんてやっていけないからその辺の調整は自分でしているし、ときにはゾロたちにあたしが女であることを振りかざして見たりもする。
それでも、サンジ君が必要以上にあたしを女扱いするとイライラした。
その扱い方にというよりも、彼のそのスタンス自体にイライラした。
どうせあんたなんて、女にヘラヘラしてあわよくばちょっとエッチなこと出来ればラッキーくらいに思ってんでしょう、なんてふうには思っていた。
そういう目で見てくる男たちの間をすり抜けて生きてきた私にとって、それは紛うことなく嫌悪の対象だったのだ。

サンジ君は仲間だ。
そして、あたしが一番嫌いなタイプの男だった。





「ルフィー、ぼうしできたわよー!」


何がそんなに楽しいのか、甲板でウソップと笑い転げていたルフィを上から呼ぶと、ルフィはむくりと体を起こして、「おう忘れてた!」とぬけぬけと言い放った。
あたしはフリスビーのように帽子をルフィの頭へと放ってやる。


「大事なんでしょ、忘れてんじゃないわよ」
「うおォ、直ってる! ありがとナミー!」
「ちゃんと借金払いなさいよ」
「まかせろ!」


値引かないんだからね、と我ながら手厳しい言葉を放ちながらも、ルフィのあけっぴろげな笑顔を見ているといつのまにかあたしも自然と笑みが漏れていた。


「よっしゃ完成!」


ぼうしのすわりを確かめているルフィの隣で何やらうつむいて作業をしていたウソップが、おもむろに立ち上がった。


「おォ、できたのか!?」
「あぁ、おれ様の設計に間違いはねェな!」
「何作ってたの?」


柵に肘を置いて二人を見下ろしながら尋ねると、ウソップは嬉々とした顔であたしを手招いた。
暇つぶしがてら呼ばれるがままに降りていく。
ウソップの手には、空気の入っていないぺちゃんこのミニプールが握られていた。
いつだったか泳げないルフィが水遊びをするという名目で、街で安いものを買ってきたのだ。


「なにが完成よ」
「これはおれの天才的改良によってゴムの伸縮性と強度を数倍強化してある。いままでのだと水を張ってそれを甲板に置いて遊んでただろ? この強度なら、ロープで船に繋げば海に浮かべても強い波にさらわれることもねぇし、伸縮性を上げてあるからだいぶとデカいプールになる」
「なんでわざわざ海に浮かべる必要があるのよ」
「おれが海で泳ぎたいんだ!」


ルフィが顔中キラキラさせて、ウソップに早く膨らまそうとせがんだ。


「へぇ、面白そうね」
「だろ! おれ様が作って、おれ様がお前たちのために」
「あたしも入ろうかな、着替えてこよっ」


幸い天気は良好だ。
あたしはぺらぺらと動き続けるウソップの口に背を向けて、水着に着替えに自室へと戻った。


手持ちのビキニを着て、日焼け防止のために薄手のロングシャツを羽織った。
甲板に戻ってみると、ルフィがゴムゴムの風船で早速膨らましたミニプールがロープで船べりにくくりつけられているところだった。
たしかこの近海は秋島だが、季節は夏だ。
少し動けば汗がにじむ程度には気温が高く、プール日和といっても過言ではない。
まさかこんなふうに旅をしながら遊んだりできるなんて思わなかった、とあたしは裸足にサンダルを引っかけて階段を下りた。


「はぅあっ!」


珍妙な叫びが聞こえて、思わず口から「げ」と洩れた。
ぼたたっ、と粘度の濃そうな水滴が落ちる音がいくつかした。
振り向けば鼻から下を手で覆ったサンジ君が、洗濯かごを小脇に抱えて立ち往生している。


「んナミさん、君はなんて刺激的な格好を……」
「やだ、なんで鼻血なんて出してるのよ」
「え、なんで? なんで急に水着なんて」
「ウソップが海に浮かべられるプールを作ってくれたから入るの」
「え、ナミさんが?」
「そうよ、悪い?」
「いやいやいやいや滅相もない……」


サンジ君は赤い顔のままちらりと甲板の方に目をやって、問題のプールを見つけたのか「あれか」と呟いたが、すぐにあたしの視線を戻してデレッと目元を緩める。
締まりのない顔。
あたしはさっさとサンジ君の前を通り過ぎて、船べりへと向かった。

船の外側を覗き込むと、既に浮き輪を抱えたルフィが浸かっている。
なるほど、こうして海に青いプールを浮かべると海に浸かっているように見えなくもない。
ルフィはこれをしたかったのか。

自分の改良に大変満足そうなウソップがあたしの隣に並んでルフィを覗き込む。


「ルフィ、あんまり淵に行くなよー! 落ちると危ねェからな!」
「おー! あ、ナミも入んのか!? すげぇぞ、本物の海だ!」
「そりゃ本物でしょうよ……ってここからプールまでどうやって降りるの?」
「跳ぶんだ!」
「当たり前だろ」


げっ、と思わず鼻に皺を寄せてしまった。
だって、船からプールまでの落差は2メートルほどある。
ここから降りなきゃ死ぬとか言われたらそりゃ飛び降りるけど、そういうわけでもないのならあんまり跳びたくない落差だ。
しかも下は安定のないゴムプール。


「ちょっと、もっと安全に降りる方法ないの」
「つってもなァ……あ、ルフィが一回船に上がって、それから降ろしてもらえばいいんじゃね?」
「あぁ、それがいいわね。ルフィー!ちょっと一回戻ってきて、あたしをプールに下ろして!」


いいぞー、と快く了解したルフィが、腕を伸ばして一瞬で船に戻ってきた。
ルフィは犬のようにぶるぶる頭を振って水気を飛ばして、あたしの背後に目を留めた。


「お、サンジも入るか?」
「いや、お前ナミさん降ろすなら丁重に扱えよ。落としでもしたら3枚にオロして今夜の晩飯にしてやっぞ」
「平気よ。ルフィお願い」


あたしはサンジ君を振り向くこともなくルフィの腕を取った。


「しっかり掴まれよー。お前が勝手に落ちても怒られんのおれなんだからな」


ルフィはあたしがしがみつく腕を船の外に垂らして、ゴムの反動で少しずつあたしを下に下ろしていく。


「あ、足着いた!」


するんとルフィの腕から離れると、水しぶきとともに体がプールの中に落ちる。
プールに尻もちをつく形で座り込むと、水はへその辺りまで溜まっていて案外冷えている。


「うわぁ、結構冷たいのね!」
「おれももう一回……あ、ウソップ! たしか水鉄砲あったよな! 持ってくる!」
「おぉ」


だかだかとルフィが騒々しく船べりを離れていく足音が、船底からじかに響くように伝わった。
あたしはプールに大の字で寝そべって空を仰いでみた。


「きもちいー」


ほうっと心地の良いため息が漏れた。


「ナミー、平気かー」
「ぜんぜん平気ー、ウソップこれはいいわ」
「だっろー?」


へへん、と子供のように鼻をすするウソップの得意げな声が聞こえて、あたしは声を出さずに笑った。
続いて甲板からは微かにウソップとサンジ君の話し声が聞こえるが、サンジ君の声が少し焦っているようでウソップの声が呆れている程度しかわからない。
あたしは二人の声をシャットアウトして、もう一度空を見上げた。

あおくてきれい。
微かな風も気持ちいい。

ほんとう、あおいし、雲も白くて……速くて……速くて……?


ジャバッと水を叩いて体を起こした。
雲の動きが速すぎる。
もしかして、とあたしは甲板を振り返った。


「ウソップー!ウソップ!!」
「おぉ、なんだよ」
「そっち! 西の空を見て! 船が邪魔であたしからは見えないの! 空おかしくない!?」
「空……って別にいい天気だけど……おれにはそれ以外にわかんねぇよ」
「おかしいのよ、あぁ、ルフィを呼んで! あたしを上にあげて!!」
「わ、わかった。おいルフィー……うおぉっ!!」


ぶわっと、あたしの目の前にメリー号の横っ腹が迫ってきた。
プールは波とメリー号の狭間で潰されるように、どんとぶつかった。
西の空から風、と思う暇もなくあたしはプールの外に投げ出された。


「ナミさん!!」


船べりにしがみつくウソップと、その隣のサンジ君があたしを覗き込んで叫ぶ。
しかしあたしの耳が水の中に浸かってしまい、その声は途中で途切れた。
幸いプールのふちから落ちるように投げ出されただけだったので、あたしはすぐに水の中から顔を出してプールに掴まった。


「なに!? どうなってるの!?」
「ナミさん!!」
「ああナミ、無事か! いやでも、空はいい天気で」
「明らかにおかしいのよ! 絶対なに……キャア!」


ゴォ、と唸り声のような波の音ともにまたメリー号がプールにぶつかってきた。
あたしの手は掴んでいたビニールから滑り落ち、身体がプールを離れる。
どん、どん、と荒い波がメリー号の腹を叩いていた。

海が荒れる、とあたしの脳に危険信号が電気のように走った。
しかしその瞬間、目の前にモリモリと高い波が現れた。
まずい。


「ナミさん!!」
「や、」


あたしの叫び声は波に飲み込まれた。
ゴォゴォと頭の中で響くように海鳴りが鼓膜を震わせ続ける。
海の中は暗かった。

水を飲む前に上に上がらなくちゃ、上に、うえ、うえ? 

うえはどっち?


あたしの身体は上に下にと回転していた。
不規則な波の動きのせいでおかしな潮流ができている。
あたしはそれに巻き込まれている。
頭はそう理解しているのに、だからといって解決方法がわからない。
息が苦しい。

もうだめ、船はどこ、


息苦しさに口元を押さえたそのとき、あたしの右足首をぐっと何か強い力が掴んだ。


「!?」


驚いて思わず口を押さえた手が離れる。
その途端、塩辛い水が鼻から口から喉に流れ込んだ。
痛い。
目の前が霞んでいく。

死ぬかもしれない。

そう思う反面、あたしは頭のどこかで、本当は大丈夫なのかもしれないとも思っていた。
あたしの足首を掴む手が、けして離れなかったから。




ぱちっと目が開いた。
途端に気管がぐっと狭まるような気持ち悪さが胸を襲って、あたしは仰向けのまま口から水を吐いた。
焼けるように喉と舌が痛い。


「ゲホッ…、うぇ」
「ああ、ナミさんよかった、平気? 息して、ゆっくり」


温かい手が背中をさする。
その動きが導くまま、あたしは深く呼吸を繰り返した。
また何度か塩水が喉をせりあがってきて、あたしはそのたびに吐く。
いつのまにか身体は横向きになっていて、とんとんと軽く背中を叩かれると幾分楽になった。


「い、生きて……」
「そう、生きてるよ、大丈夫。あぁもう、よかった……」


大丈夫だと言われると、大丈夫なのだという実感がわいてきて、あたしははぁと息を吐いた。
砂地の地面に俯せて呼吸を整える。
砂地?

あたしはがばっと勢いよく身体を起こした。
突然動いたあたしに驚くサンジ君が、目の前で目を丸くしていた。


「さ、サンジ君? ここどこ!?」


サンジ君はおろおろと少しの間視線をさまよわせて、それが、と言いにくそうに口を開く。


「わかんないんだ」
「わか、わかんないって」
「おれたち、メリー号とはぐれちまった」
「……うそ」


ざぁっと、頭の血が下へと落ちていく。
サンジ君はまだおろおろしたまま、言い訳をするように言葉を繋ぐ。


「ナミさんが沈んじまったからオレが飛び込んで、ナミさんを見つけたはいいものの波が高くてなかなかメリーに戻れなくて、ルフィのヤツが伸ばした手に掴まる寸前にナミさんごとオレも波に飲まれて……やっと海から顔出せたと思ったら空がすげぇ嵐になってて、雨で煙ってメリー号も見えねぇし、ナミさんは気ぃ失ってるしでオレたちドンドン流されて……そしたら遠くにここが見えたから、メリーを探すより安全だと思ってここまで泳いできたんだ」


サンジ君は困った顔で、申し訳なさそうに頬を掻いた。


「ここって……」
「多分、無人島」
「むじっ……」


絶句して、言葉が続かなかった。

あたりを見渡す。
薄茶色の砂浜。
ところどころ転がる大きな岩。
背後は鬱蒼とした森だった。
目の前には薄暗い色の海が広がっている。


「場所は、どこか……」


サンジ君は黙ったまま困った顔を続けている。
わかるわけがない。

ハッとして、あたしは手首を見下ろした。
ログポースがついている。
軽く振ってみたが、よかった、壊れていない。
指針は次に向かう予定の島を指しているはずだ。
その方向を見て、この無人島が次の島に向かう航路からほんの少しずれただけの場所にあることが分かった。
しかしだからといって、いまメリー号がいる場所はわからない。
メリー号に残るルフィ・ゾロ・ウソップがはたして3人でこの島を見つけてくれるかと考えると、限りなく怪しい。

あぁ、と思わず頭を抱えた。

きっと分裂した積乱雲があったのだ。
積乱雲は小さくちぎれて飛んでいるとまるで天気のいい日の空のようだが、あれは嵐を呼ぶ雲だ。
西の空から飛んできたのだ。
突風に乗って飛んでくるちぎれた積乱雲は、直前まで姿を見せない。
それなのにその雲がちょうどやって来たとき、唯一それに気付けるあたしはメリー号の陰に隠れていた。

今更考えてもどうしようもないことが頭を巡った。
どうしよう、どうすればいい、と頭は迷路のようにこんがらがる。
パサン、と膝の上から何かが落ちた。
黒いジャケットだった。


「これ……」
「あぁ、ごめんそれもまだ濡れてるんだけど、絞って……身体冷えるといけないから。そうだ、まずなんとかして火ィ起こさねェと。ちょっと待ってて、枯れ枝探してくる」


サンジ君は立ち上がって背後の森の入り口辺りに分け入っていった。
水を吸って重くなったジャケットが、あたしの足元で砂にまみれていた。
青いシャツの背中が木の下にしゃがみ込んで何かを検分している。

あたしは立ち上がって、恐ろしいほど果てのない水平線を眺めた。
そうだ、メリー号の迎えが来るまで、アイツらがこの島を見つけてくれるまで、あたしはここで生き延びなければいけないのだ。

あの男とふたりで。





この無人島も秋島のひとつで、気候が安定しているせいか乾いた枝はいくつか見つかったらしい。
サンジ君は枯枝をいくつか抱えて戻ってきた。
しかしそれだけで火は熾せない。


「火種はどうするの?」
「オレのマッチは……くそ、やっぱ使えねェか」


濡れたジャケットのポケットから出したそれは、たっぷり水を吸っていてサンジ君が持つだけでふにゃりと折れた。


「……だめね」
「ごめん」
「火はいいわ。今はあんまり寒くないから」


そう言いながら、このまま夜になったらきついだろうなと考えていた。
身体は晴れた陽気のおかげで乾いてきたが、濡れたせいでいくらか体温は奪われたはずだ。
そのうえあたしの格好はビキニの水着に薄いシャツを羽織っただけ。
サンダルは波にもぎ取られたのだろう、裸足だ。

一方サンジ君は相変わらずのスーツ姿だが、動いたせいで暑いのか黒いネクタイをほどいて、シャツの袖を捲り上げていた。
砂にまみれたジャケットは相変わらず、無残な姿で砂浜に放置されている。


「ナミさん、ちょっと」
「なによ」
「座って」
「なん……」
「いいから」


珍しく有無を言わさぬ口調に、あたしは憮然となりながらも言われた通り砂浜に腰を下ろした。
サンジ君はあたしの前にしゃがみ込むと、おもむろに自身のネクタイを縦半分に手と歯を使って引き裂いた。


「ど、どうするの?」
「森に入らなきゃならねェかもしれねぇし、そうじゃなくても裸足だと足元から冷えるし切れると危ないから」


そう言いながら、サンジ君は引き裂いた黒いネクタイを包帯のようにあたしの足に巻き付け始めた。
案外と長いネクタイはぴっちりとあたしの足を包んで、足首の辺りで固く結ばれた。


「はい完成。ちょっと動かしづらいだろうけど、切れるよりはいいと思う」
「……ありがとう」


黒くなった両足を眺めて、ぽつりと礼を言った。
あたしだって何もお礼も言えないほどヒネてるわけじゃない。
サンジ君はにっこりと笑った。


「今は寒くねェんだよな? おなかはすいてない? さっきちょっと森の入り口辺りだけ見たけど、バナナの木みたェなのはあったから食料はなんとかなるかもしれない」
「……うん、大丈夫」


そう言いながら、あたしはシャツの前を閉じるように片手で握りしめた。
気遣わしげにあたしの姿を見たサンジ君の目はいつものやらしさは微塵もなかったけど、それでもつい気になって、あたしは開いていたシャツのボタンを上から下まできっちり閉めた。
幸い裾の長いタイプだったので、おしりまで隠れてちょうどいい。
色が白なので少し透けるのが難点だ。
オレンジに緑のポイントが入ったあたしの水着は、白いシャツの下ではひたすら透けて見えるだろう。

ボタン閉めちゃうのォ? とか言うかな、とちらりとサンジ君を見上げたが、既にサンジ君はあたしに背中を向けていた。
なんだ、と拍子抜けしないでもない。


「寒くなったらジャケット着てもいいからね。ちょっと干しておこうか」


そう言ってサンジ君は砂まみれのジャケットを拾い上げ、軽く表面を払うと近くにあった大きな岩の肌を覆うように広げた。


「ナミさん、今何時ぐらいかわかる?」


あたしはログポースと太陽を見比べた。


「……15時過ぎくらいかしら」
「そっか。オレちょっと森入って食いモン探してくるけど、ナミさんどうする? もうすこし休んでる?」
「……あたしも行くわ」


あたしが立ち上がると、サンジ君は急に戸惑ったような顔をした。
なによ、あたしが付いて行ったらいけないの。
あんたが訊いたんじゃない。
サンジ君は戸惑った顔を隠すようにあたしに背を向けて、「じゃあ行こうか」と先を歩きだした。
なによ、どういう意味なのよその顔は、とあたしは不機嫌になる。


森は陰湿な雰囲気ではなく、どちらかと言うとからっとしたジャングルのようだった。
サンジ君の言った通り、森に分け入ってすぐのところにバナナらしき果物がぶら下がった背の高い木がある。


「取ってみようか」
「取れる?」
「うん、下がって」


登るのだろうか。
言われるがまま数歩後ずさると、あろうことかサンジ君はその木をおもむろに蹴り飛ばした。
バシンともドカンともつかない音が響いて、森の中にいるらしい生き物たちの気配が一瞬騒然となった。
彼の足が食い込んだ部分から、みしみしと太い幹が折れていく。
重たく地面が揺れて、木が倒れた。
サンジ君は顔色一つ変えずに倒れた木の先端までひょいひょいと近づいて、果実を手に取った。


「ナミさん食べられそうだよ、よかったね」


自分の胴より太い木の幹を脚力だけで折るなんて荒業をしておいてその笑顔はないだろう、とあたしは呆れて言葉を返せなかった。

拍手[28回]

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11/27 雪だるまさん
 
お返事遅くなってごめんなさい、おひさしぶりです!わー
なにかと忙しくしてらしたとのことで、なのに拙宅を覗いてくださっていたとは…ぎゃうん(その心意気に萌え死)
体調のほうはもう大丈夫なのですかね。
厳しい季節ですからねー。
ほんと、お気をつけてくださいね。
この季節、あったかいとか保温とかいう単語にとことん弱くなるんですよねー。
簡単に騙される。
それはさておき、今回もサンナミ追っかけていただいてありがとうございます!
サンジもナミさんもたくさん考えることあったろなーと思いながら私も一緒に追いかけていく感覚で、彼らは若いスピード感あってほんとすてきですわよねえ。
ナミさんのもだもだうじうじする可愛いところから、サンジの漢気まで私の最大限の悶えるツボを詰め込んだので、そこにまんまとトラップかかっていただけるとッシャ!てなります(笑)
単純に同じところで同じようにときめいたり悶えたりしてもらえるとうれしいというだけです。
今度のサンジ視点というのも、特にどれかのお話をサンジ視点で…ってわけでもなく、また別のお話としてサンジをめでていただければ。
あとこのシリーズがカコカラにつながってるのー?というご質問ですが、私は全く意識せずそんなつもりもなく書き終えましたので、どっちでもいいです。なげやりに。
解釈はすきずきにどうぞ、という丸投げでいこうとおもいます。
もしつながってたとして、どこかに矛盾が発生したとしてもまあしゃーなしだな、と思っていただければわたしゃどっちでもいいなーというくらいにおもってます。
ので、どうぞお好きなようにお考えくださいませー。
繋がっててもおもしろそうだな、とも思ったのは内緒。
でももし繋がってたとしたら、サンジあんたあんなにすったもんだでナミさん手に入れたのにあっさり手放しすぎだろ!という気がしないでもない…(笑)


 
11/26  mimi33hさん

うああ!コメントありがとうございます。
こちらにお返事して気付いていただけるかなー?とドキドキですが。
短くですがつづきましたので、どうぞ存分にサンナミ堪能していただければうれしいです!



11/24 わくわくしました の方

子犬なサンジ!オオカミなサンジ!ごもっとも!
どちらにしても犬系から外れないサンジ(笑)
ナミさんが可愛とは身に余るお言葉であります、あわわわ…!
そしてたくさんドキドキしていただけて光栄です!
原作で見られない分、サンジとナミさんのいざこざがおいし…げふん、たのしいんですよね。
応援していただけるとのコメント、とっても嬉しかったですありがとうございます!
たくさんときめいてくださいねー!



11/24 夜鳩さん

たいしたこと書けないなんてとんでもないんですよー!ちょっと!あなた!
夜鳩さんの丁寧な感想コメントの読み応えときたら!もう!ちょっと!(なに
ビビッとくるだなんて、そんな…!もじもじ
サンジの報われなさが辛いというお言葉、ほんと心中お察しします私もです。
しかしそこで『美味しい』と言ってしまうあなたが素敵です(笑)
サンジの愛は重いでしょうねー。
そんでもってナミさんにとってはくどいでしょうねー。
バタ臭さそう(ひどい
同情と愛情をはき違えるというそれ!ほんと、私もナミさんがいつ同情に流されやしまいかとどきどきしながら書いてるんですよーっうわーっ握手!!
サンジのナミさんスキスキに悪い意味でほだされて、もしかするとあたしもサンジ君を…?とは絶対なってほしくないなーと私も思ってましたん。
んでもナミさんはとても賢い女の子なので、きちんと感情のコントロールというか自分の気持ちはあやふやながらも白黒ははっきりつかんでいられる人だと思ってますので!大丈夫だと思います!よね!(きくな
サンジは絶対追いかけるスタンスが性に合ってると、自分でも思ってそうですね。
そのぶんじゃあナミさんが追いかけてきたら、という妄想も進むわけですがね!(いい笑顔で
ラストの印象も!そんな素敵な褒め言葉にしていただいて、私は、もう、受け止めきれない!
三次元も寒いですからね、寒そうな感じは伝わりやすいかもしれない、という私の安い考えを二つも三つも飛び越えて素敵に感じていただけていた…
涙ぐみます。
あの、お話のラストはなんかしんみりした感じになってますが、サンナミの二人が鼻水ずるずるいいながら、うおーっさみーってふたりできゃあきゃあ言いながら雪の上ザクザク歩いてたりしてもかわいいなーとか思ってニヘッとしているこまつなですがどうぞよしなに……




11/18 蘭侑利さん

あはは、いつも読んでいただいてありがとうございます。
あれはですね、ダーリンでいいのですよ。あえてそう書きました。
たしかに良く見る形では、女性が男性に「ねぇダーリン♪」男性が女性に「なんだいハニー」が多いですよねー。
でも実際女性男性どっちがどっちを言ってもいいんですよう。特に縛りはないんです。
私の友人(女性・オーストラリア人)はいつも女性である私に“Thank you, darling.” と言ってくれます。
つまるところ、ダーリンが女性→男性に向けた言葉と言うわけではないので、今回サンジ君がナミさんに言ってるわけですねー。
でもやっぱり私も、そう思ってる人が多いんじゃないかなーと思って、今回のお話の中編でサンジ君にナミさんのことを今度は「ハニー」と呼んでもらいました。
だからといってやっぱり疑問に思っちゃえばそれまでですよね(汗
ご理解いただけましたでしょうかー。
それではよければ最後までお付き合いくださいね。



11/18 Blackforestさん

一番乗りですよさすがです(笑)
そうか、時差は8,9時間ほどなのですかね?
そちらの気温は日本と比べてどーなんでしょ。
さてさて早速ときめいていただいてありがとござす!!
もうこれでもかというほど書きたい萌えポイントを詰めに詰め、私もお腹いっぱいです。
それなのに、あれ…シリア、ス…?汗
いずれにせよもう少し続きます(笑)
楽しんでいただけたようで何よりです!
早速のコメントほんとうれしかったですいつもありがとうございますん♪



11/12 Blackforestさん

ついったの方でもお世話になってます♪
反応していただけると、本当に妄想のやりがいもあるというものです。
実際原作もコマとコマの間でこんな展開があったのでは!? と思うとたまりませんよね。
今回のお話はいーっぱいもだもだ悩みながら、ところどころにたくさんトキメキをちりばめてあなたの心をわしづかみしようと言う魂胆です(素)
ナミさんにもサンジ君にもいっぱい考えてどきどきしてもらいたいですよね!
ええとおっしゃるとおり、きっと、続きますねー。
いつもありがとうございますは本当こちらです、コメント本当にうれしかったです。
サンナミシリーズ、よろしければ最後までお楽しみください^^





11/11 夜鳩さん

さすがのスピードでコメントありがとうございます!嬉しい悲鳴を上げたのは私もです。
恋愛ものの醍醐味! まさにそうですよねサンナミは。
めいっぱいもだもだして、王道突っ走って、あともうすこしというところでトラブル発生、最後の最後に大どんでん返しでハッピーエンド、みたいなね。
ナミさんがサンジに見入るのも仕方ないだってカッコいいもん!という気分です。
サンジ君はナミさんの視線を感じながら、これは今いい感じなのだろうかちょっとくらいなら手ェ出してもいいかな~とか不埒なことを考えて内心エロエロしてると思います。
あとナミさんの「一味だから」「家族だから」と言うのはどっちかっというとサンジの言う言い訳みたいな部分が大きいかもしれませんねーこのツンデレめ!
だからといってこの時点でナミさん→サンジへのベクトルが恋愛的な意味で向いているかどうかはわかんないのですけどね。
ビビの存在がいい感じのスパイスに、と言うお言葉がとても嬉しかったです!
彼女の扱いに困っていたもので!(笑)
やっぱり同じ女の子がいてくれると言うのはナミさんにとってすごく心強くて安心要素になっただろうと思う反面、やっぱり女同士だと比べやすい点が多くなるわけで。
特に育ちのいいビビにほんの少しだけ劣等感のかけらをナミさんが持ってしまうんじゃないかと。
でもそんなもの吹き飛ばしてしまう明るさを彼女には持ち続けてほしいです。
あと、サンジの若気の至り(笑)まさに、と笑いました。
い そ ぎ す ぎ !(笑)
でもおっしゃる通りサンジもかしこい人なので、まわりっくどい考えをたくさんして悩んで悩んでいっぱいナミさんに向き合ってもらいたいです。
はあ、毎度のことながら読み応えのある感想をありがとうございます。
お返事をしながら私自身「ああそう言うことか」と気づいたりするていたらくなので、とてもありがたいのです。
次作のパゥワァーにもなります本当ありがとうございます、よろしければ落ち着くところまでお付き合いください♪





11/4 蘭侑利さん

ずーいずい進んでいく速さに私もびっくりです。
ああ、もう終わってしまう、終わってしまう……!というある種の焦りがでてきましたよい。
それはさておきしかし、蘭侑利さんのコメントにお返事しようとするとつい話の核心に触れてしまいそうで手が出せないことに気付きました(笑)
マルコあんたどうすんの、とかそれでアンちゃんはどうなるの、とかオヤジ最強説とか、いろいろ妄想と予想を膨らませていただいて、それが解明した際にはニヤッとしてください。
たいてい予想を裏切ることはあんまりないかと思います。
あ、でもときめきやドキドキやびっくり展開はたいせつですよねーとだけでも言っておきましょう(笑)



10/29 夜鳩さん

サンジが意外性の人というのはホントおっしゃる通りですよねえ。
めろりんんなみすゎぁあん♡の部分と、冷静で知的な部分との切り替えがナチュラルすぎて一味もあんまり気づいてなさそうだなーと。
でもナミさんは今回のことで気づいちゃったからには今後メロリン以外のサンジが現れるごとに意識しちゃうわけで、
これで何も変わらないわけがないですよね!
サンジの過去話は、そういやナミさんって実は知らなかったりしないの? という原作の謎につっこんでみたかったんですよ(笑)
いつも新しいお話ができるたびにコメントいただけてほんとうれしいです、ありがとうございます!
このおはなしの続きのサンナミができるといいなあと思っているので、のんびり待っていただけるとさいわいです^^



10/28 blackforestさん

ちょっと今までの我が家にはない感じのサンナミで、私もホントたのしかったです。
サンジ→→→←(←←)ナミくらいのサンナミがやっぱり定石で安定感もあって好きですが、ナミさんからのベクトルが全くないうえに、サンジからのベクトルも不安定と言うのも(私が)たのしいんだなーというのがわかりました。
可哀そうなサンジ君を存分に愛しんであげてください。
私もサンジ君撫で繰り回したい!!(ちがう)
んでもおっしゃるとおり、ここからナミさんも微妙にサンジ君にベクトルを向けだすか、そこまで行かずともサンジ君からのベクトルを意識し始めるでしょうから、
そこんとこのふたりのもだもだ具合をね、少し追っかけてみたいなーと思ってます。
そのときはぜひご一緒にもだもだしてください!
あとかっこいいサンジ君はやっぱりかっこいいですね。
ダメでヘタレなサンジ君も好きですが、案外サンジ君て頼りになるんだよ!って言うのを私が主張したかったのかな。
おかあさんじ、ダメサンジ、おとこサンジと三度おいしいサンジ君!お得!
あの、きっとたぶんこのお話の続きも考えたいなーと思ってるのでよかったら楽しみにしててくださいね!
ありがたいお言葉たくさんもらえてうれしかったです!
blackforestさんがマルアンのほかにサンナミにも興味を示していただけたのも、ほんとうれしいですありがとうございます。
あっちこっちつまみぐいしてくださいね!



10/28 名乗る程の者では…の方

こんにちははじめましてようこそいらっしゃいませー。
いえいえ、名乗っていただいていいのですよ(笑)
そして、『サンナミが大好きで原作上でもサンナミはくっついてくれ!と常々思ってる』という部分に猛烈に共感したこまつなです。
原作だったら一コマに、アニメだったら同じ画面にサンナミが映るともう大興奮ですよね!
前編、後編と詳しい感想をいただいて、食い入るように読みました何回も。
前編はナミさんのあまりのツン具合に悲しくなりますよね。
サンジスキーからすると、サンジ君が困ってるのも傷ついてるのも気付いちゃって胸が痛むという。
んでも後半の、本領発揮男前サンジに注目していただけてうれしかったです!
エロガッパ(笑)ほんと微塵も感じさせてないですよねえ、ほんと男前……
ナミさんがサンジのそのエロガッパ部分を嫌っていると気付いてたからでしょうね。
サンジのメロリーンは笑って流してもらうか「わかったわかった」って済ましてもらうのがサンジ君からしても一番楽だと思います。
きっと今までそのスタンスだったから、ここまで嫌がられることなくてさぞ困ったことでしょう。
もし嫌がったのがナミさんじゃなくてその場限りの他の女性だったら、ちょっとしょぼんとして終わるんでしょうなーとおもってます。
ルフィたちが助けに来たときにサンジ君が「すきだー」言うたのは、多分ただの勢いです(笑)
「あ、これは今言うしかない!」って思ったんでしょうかね。
「大嫌いではないよ」とナミさんに言われて、勢いづいたと言うか。
ナミさんからしたら、好きだーとかじゃなくてアンタ助けが来たんだからそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!ってな具合なんですけど。
あとあと、ナミさんの気持ちがリアルなところと言うお言葉が嬉しかったです。
イーストブルー5人組はなかよしなかよし!って感じで彼らの会話や生活の様子を考えてるだけでごはん3杯はいけます。
今回ゾロはいませんが(笑)
イーストブルー組がわちゃわちゃ仲良くしてるのも可愛いですよねえ。
思えばこのときはルフィウソップサンジで三バカトリオだったんだなあ……と思うとなんか嬉しくなります(なぜ)
ううとにかく、感想コメントとてもうれしかったですありがとうございます!
ちょっとだけ、このお話は続いたらいいなーと思ってるので、よろしければ楽しみにしててください♪



12/27 ハナノリン

と、とりあえずサンジ君の方から。
ナミさんがサンジ君をろくでもない男認定したのが船の上で、まさかこんな奴だったなんてげ!って言う時期があればいいなーとわりとひどいことを思ってます。
ナミさんがほだされいくって、ほんとそうだよねー……サンジはすでにほだされてるから。
ほだされてるサンジにいつのまにかほだされててそれに気付いた時のナミさんが悔しがりそうで今から可愛い!ぎゃぅん
あとあと、文字数のヤツほんとありがとう。
ちょっと一回じゃ理解できない私の脳のために数回読み直しました。
ふんふんそうなのか、たしかにエラーのとき64000byteがなんたらていう表記が出てたな…と思いだして、自分でも検索してみました。
タグ、タグの文字数とか考えたこともなかった!!ぎょぎょー!
私はワードからコピペでポーンと更新スタイルなのであんまりよくわからんタグはなかったんだけど、たまにそういうのがあったら地道に消してみたりして。
んでもって自分で、何文字ならオーケーなのかとかやってみて、ギリギリ20000は確かに行けたんだけど、二万字超えてタグ入れたバイト数が64000以下だとしても弾かれたりして……ようわからん!となりました。
これはもうあんまりたくさんいっぺんに書くんじゃないよ。という訓示だと思ってあきらめる。
ブログのお引越もまた面倒ですしねえ。
なにはともあれわざわざありがとう。ほんとうに。
ちょっとはパソコンとかネットの知識なきゃいかんなーと身に沁みましたん。



12/27 はくあ さん

遠い所からどうもありがとうございます(笑)
そろそろ佳境に入ってます、アンちゃんもマルコもサッチもサボもルフィもたいへんです!
一緒にドキドキしながら追っかけていただけると嬉しいです!
コメントありがとうございました、テンポよく更新できるよう続きに励みます~♪



12/27 ヨネタカ さん

こんにちは! サンナミ読んでいただいてありがとうございますー。
マルアンちょいっとつまんで、サンナミもおいしくいただいて、というスタイル最高ですよねえ。
今回のお話が新鮮というお言葉が嬉しかったです。
たしかに少なくとも我が家にはない感じのお話で、私もホントたのしかった!
「嫌いっていう気持ちも相手を特別に思う感情」っていうのはホントおっしゃる通りで、そこを汲んでいただけてとてもうれしい。
気に食わなきゃ適当にあしらうことだってできたのに、というか実際ナミさんはそのつもりで「この男嫌い!」っていうのを表に出してるつもりはなかったんでしょうけど、現実はサンジ君が気付く程度にはばれていたと。
隠せないくらいナミさんからマイナスの感情ではあれサンジ君へのベクトルは向いていたってのが今回のサンナミのミソだよなーと思っていたので、気付いていただけてほんと冥利に尽きまする……
もう、ヨネタカさんもサンナミもっと書こうよ!!(こっそり布教)



10/12 あやさん

展開が突拍子もないうえにわかりにくくてごめんなさいね。
アンちゃんからの気持ちの矢印もマルコからの矢印も、たぶんご想像の通りだとは思うんですが
それが恋だとか愛だとかになるとアンちゃんはよくわかんないよ、と。
マルコの気持ちはまだ一切書かずに進んでおりますので、いつかマルコが何かぽろっと言っちゃうのを楽しみにしててくださいませ~♪
サボの気持ちは比較的わかりやすい感じ、というかサボにとっては複雑なんでしょうけど傍観してる方から見れば単純な話ですので、余計にサボを応援したくなりますよねえ。
既にクライマックスに向かって疾走中でありますので、一緒にドキドキしていただければさいわい。
感想と嬉しいお言葉のコメント、ありがとうございましたーん!



10/11 蘭侑利さん

先見の明が皆無・見切り発車がスローガンの私もびくびくですよ。
……え? どうなんの?ちょ、ちょっとマルコさん。
いやあもう、どきどきして待っててください。わたしもどきどきしてます。
多分今回のお話は、マルコもアンちゃんもサボもタイミングとその場の勢いでドドドドっと事が進んでしまっただけなので、このあとはゆっくり掘り下げていきますよー。
あと、ほんとまた誤字のご指摘ありがとうございます……
ありがちな変換ミスすぎてうわあお!って声に出して慌てて直し直し。
多分まだそこらじゅうに誤字脱字はごろごろしていることでしょうが、見つけ次第ぼちぼちと直してきますん。
またあったら(恥ですが!)教えてくださいねー。


10/10 ハナノリン

おろおろ、おろおろするおっさんがテーマでした(マル誕どこいった)。
お互いのおうちのマルコが思った以上に不憫で、ちょっと焦ったり(笑)
海賊であろうと現パロのおっさんであろうと、マルコはもうちょいアンちゃんがやりたいお祝い事を一つずつ理解していくべきである。
そんでもってマルコに関することとなるとそれはもうアンちゃんの張り切り度は違うということを、学習するべきである。
今回登場しなかったサッチは、マルコのそんなオッサン的心情を理解しているぶん苦笑付きで、アンちゃんの手前マルコを怒ってくれることでしょう。
そんでももうご察しの通り、二人旅でのお宿はなんだかんだのマルコしあわせルートが待っていますのでね。
アンちゃんの避難所がイゾウさんちだった場合、高技術装備万全の日本家屋にお呼ばれするのですね!?
そんなの、アンちゃん楽しくなっちゃって帰りたくなくなっちゃうよ……ガチで。
でもそうすっとまたマルコがややこしい具合にこじらせてくるので、ほんとに、オヤジのおうちでよかったです(笑)
ねぇ、もうこれ来年の誕生日はけっこんするしかないよねー。ねー。



10/7 Blackforestさん

はぁんありがとうございます!
マルコ誕、とんだマルコいじめになったというのに(笑)
いや、これもマルコが愛されてるが故ですよねーそうですね。
ぎゃんぎゃん怒って泣いて出ていくアンちゃんもかわいいですよねー女の子っぽくて。
マルコは困って困ってアンちゃんの言い草にちょっとイラッとしたりもするけど、こうまでアンちゃんが怒鳴り散らすのも珍しいからちょっと新鮮な気もしてる、っていう自分の感情を分析する余裕があるのが年増の特権でしょうか。
んでも喧嘩の最中はそんな余裕なかったですかね。
多分いろいろ落ち着いてから思ったんでしょね。
ともあれマルコめ。(なんかいろいろに対して)
はぁあ、レスで自分の書いた物分析してごめんなさい(笑)
嬉しいお言葉ほんとに動力源になります。
こちらこそ感謝です、ほんとほんとに。
あの、もしいつか現パロマルコがアンちゃんに何かしかけても(ぷろぽーずとかこづくりとか)厳しく追及しながら見守ってやってください(笑)



10/6 ななしさん

鋭いですね……正解です(キッパリ)
誕生日に家じゃない場所で過ごす!
新鮮で、当日の非現実さにテンションも上がる!
夜やるこったひとつですよね!
まぁアンちゃんはお宿のおいしい夜ご飯に腹いっぱいで温泉入ってそうそう寝落ちかもしれませんけども。
マルコは自分がやらかした所業のせいでアンちゃんを起こせずガックシの夜かもしれませんけども。
つ、つづき、ですか?
いやあ私もなんだかなぁなところで終わったと思いつつ、あそこで気が済んでしまったもので。
そんでも、少しだけ小ネタ程度でこぼすかもしれないです。
さらにもしかすると、来年のマルコ誕とかにつながって……ないかもしれないです。
逃げ場を自分でふさぐ行為はやめときます。
えへへ(笑ってごまかして)コメントありがとうございました!



10/6 ヨネタカさん

こんにちはー!
な、なにをおいてもまず、マルコ誕に間に合わせられず翌日に更新した私に「マルコ誕生日延長戦」というおことば。
膝をついて拳を握って涙を落としました。
やさしい……(切実)
そうか、これは延長戦なのだ、既に終わったと思われる素敵な日を私がほんの少し延長させてより長引かせているのだと思えばいいのですね!(ダメだ
今後この言い訳使うかもしれないです(笑)

もうほんとうに、現パロのふたりは夫婦ですね。
気持ちのすり合わせはとても大切だけど、摩擦で熱が起こることもあるよ、と。
そんなふたりをサッチ的な立場から傍観するスタンスでいたいですね。
いや、実際サッチはもっともっと心労していると思いますが。
サッチガンバ!
あと、ヨネタカさんのおっさん好きに敬意を表します(笑)
マルコはサッチよりもおっさんクサイところを表に出すので、おっさん好きにとってはたまらんのですよね。
さらにオヤジの安定度はいつでも健在です。
素敵、もうほんと惚れますわね。
なにはともあれ、嬉しいお言葉たくさんありがとうございます。
書いててよかったなぁって、ほんとに思います。
実は私まだマルコ誕めぐりをきちんとしていないので、ヨネタカさんのお宅にもうかがわなくては!マル誕堪能しつくさなければ!とあせあせしております。
ひょっこり私がお宅にお邪魔したら「あ、きたな」とニヤッとしてください(笑)




9/15 ハナノリン

歩くところ……ほ、ほんとだいっぱいある(意識してなかった)
全然思い入れがあってたくさん歩かせてるつもりはなかったのに、指摘されて初めて歩かせ過ぎであることに気づきました(笑)
なんだろ、たしかに、だれとだれであろうと歩きながら話をするのはすきですねえ。
並んでるから顔は見えなくて、だからといって距離は近いから声は一番聞こえやすいし、
気まずい時はひたすら下を向いて喋らないもよし、相手が聞いてること前提で前を向いて喋り倒すもよし、みたいなところが書きやすいのかもしれない。(とんだメタ発言である)
っていうのも言われて今考えたんだけど(ダメじゃん)
ハナノリンの寝起きうだうだや就寝前うだうだのピロートークうだうだは、うんうん、読んでてハナノリンがすきなのすごくわかる!
ぴりっとしたシーンもすきだけど、怠惰な感じは生活感あふれててイイヨネ!
んでもってサボ……サボ……わたしも非常につらい。どうにかして彼にも幸せになってもらいたい。
でもサボの幸せの土台にはアンちゃん・ルフィの幸せがあるわけで、その土台作りのためには自分の幸せ切り崩すことが苦じゃないという本末転倒な……サボ。
最後……どうなるんだろうね(すべてを知る者のほほえみ)
ちなみにノラ猫を発見したのはたしかにサッチで、しゃがみこんで「ちっちっちっ」ってしてたのもサッチです。
マルコはその傍に立ったままでしたが、サッチに見向きもしないネコに共感を覚えて見下ろしていたので前方不注意でした。




8/22 雪だるまさん

こんばんはー^^
更新からコメントいただくまでが最速でわらいました。さすが、さすがです(笑)
イゾウにいさんはこっちが悔しくなるくらいイケメンであります!
珍しく兄さん風を吹かせてて、楽しくなります。
アンちゃん、もっとよりかかっていいんだよ!このにいちゃん頼りになるよ!と言ってあげたい。
ともかく、玉ねぎが鼻血まみれになるとかどんなグロ映画、という感じなので、どうぞ落ち着いてくださいな(笑)
いやあ鼻血出させるなんて、本望なんですがね!!!!
私がそっとティッシュを差し出すので、どうぞ存分に流血を、という程度には本望です。


8/19 ハナノリン

素敵と言ってもらえないマルコ、してやったり!ニヤー
蝉爆弾の逸話笑いましたぜよ。
理解あるボスなのね。
ほんと、夏は恐ろしゅうてかなわんです。
そろそろ奴らも弱りだしてきたようで、地面にぽろぽろ転がってたりして、数時間前までなかった場所に奴らが落ちてたりするともうンギャ――――…
しかしそうか、ハナノリンも蝉がこの世から消滅すればいいと思っているクチか…
毎年夏の始まりに、蝉に向かって呪詛の言葉を投げかけ続けてるんだけど、一向に彼らが消え失せる気配はありませんね。
あとそうそう、USJ!
び、びっくりだえ…
もうあと1週間もねェんだえ…
どきどきするえ…
もはやなににどきどきしてんだかわかんないえ…


8/16 パティさん

こんにちは、そしておめでとうございます、マルアン信者加入おめでとうございます(笑)
拙宅でマルアンにはまっていただけたとは、感無量でございまする!
そのお言葉ほんとにうれしいです。
おバカで可愛いアンちゃんと、甲斐性あるのかないのかわからんオッサンのもだもだしたおはなしを
一緒に楽しんでいただけたら幸いです^^
初めてのコメント、本当にうれしかったですありがとうございました!
マルアンは海賊だったり現パロだったりはたまたまったく別の世界だったりと好き放題やり散らかしている我が家ですが、パティさんのお好きなお話で楽しんでいただけたらうれしいです。


8/12 まる子さん

はじめましてー^^ようこそ!ようこそ!
お返事が遅くなってごめんなさい。
ゾロビン読んで頂いてありがとうございます!
うちにゾロビン置いてあるよーなんて、まったく表に出してないのに発掘していただけたのがすでにうれしゅうございます(笑)
ゾロとロビンの煮え切らない感じが、私も大好きです。
もどかしい、もどかしい、さっさとくっつけよお前らどうせお互い好きなんだろ!みたいな焦る気持ちもあるんですが、
ちょっとずつちょっとずつ掘り下げていくと、いや、こいつら好きとかそういうのじゃないのかもしれん…と思ったり、
ゾロビンは未知の領域がたくさんあって私自身とても楽しかったです。
くっついてしまって甘々も私もだいっすきですが、こういう「え、どうなんだろ、どうなんだろこいつら・・・」みたいなもどかしいさもウマウマしております。
あのお話は、その前に何か話があったり、その後の話があったりしてもいいなと思ってるので、機会があったら、というか私がその気になったら!妄想カメラをガンガン回していきたいともっているので、その時はまた是非お立ち寄りください^^
我が家にこっそりおいてあるおはなしに目をとめていただいて、しかも初めてのコメントを頂いて、本当にうれしかったですありがとうございます!
あと、ゾロビンにコメントを頂いたもの、その、まる子さんのお名前は…その…やはりマルコから来てるのだろうか…と気になっていたり…


8/9 雪だるまさん

こんにちはー^^いつもありがとうございます!
お忙しいのにわざわざ…と思うと軽く涙ぐみます。
雪だるまさんの頭の片隅に少しでもあるならそれで…とか殊勝なことを思ったり。
リバリバのイゾウさんのお店、私も行きたい!
場所が分かりにくいことや、サッチたちのほぼ常連しかいないことから、お客は少ないので、
女性が行くと非常に盛り上がります。あの眉毛が(笑)
やる気のないバーテンと、腕前は一流の女好きデロデロコック。
周りの客はくたびれた渋いオッサンだけど話すとなんか楽しい、なんて、天国か!!
天国ですね。
アンちゃんとルフィの絡みが好き、と言っていただいたのは初めてです、が!
私もほんとにあの二人大好きなのでひじょうにうれしい!!
たしかに、出現率からして貴重ですよね、パロではルフィがいないからこそのマルアンみたいな部分もありますし(笑)
「アン!アン!なぁアン!」っていうルフィと、語尾にルフィをつけたくなるくらい本当はルフィがかわいいアンちゃんですから、お互いの「だいすきだいすき!」て感じが滲んでるといいなーと思っとります。
サボアンの雰囲気が漂ってますか…そうですか…してやったり!!(笑)
いやいや、いやいやいやいや。
私も「これはマルアン!このお話はマルアンですよ!」と誰にともなく叫びながら、リバリバ妄想を続けてるんですが、
ふたりは兄妹なのに、はたからみたらまるで恋人、もしくはそうなってもおかしくない、っていう
微妙でぎりっぎりのラインを突っ走りたいと思ってます。でもマルアン(笑)
リバリバでサボアンがにおい始めてから、サボアンもいいなって私自身思ったり、『もうサボアンにして!』的なコメントを頂いたりしていて、ああみんなサボ好きだなーなんてのんきに思っていたのですが、
雪だるまさんのコメントでなんかハッとしました。危ない危ない。
そうですよ!アンちゃんはマルコのです!!
あと雪だるまさんのその一言からあなたの強烈なマルアン愛を感じました。スゲェ・・・ってひとり感動してた。
大人の世界に踏み込んじまったアンちゃんに、辛いこともうれしいこともいっぱい経験してもらいたい!って思ってる意味では私も親戚のおばちゃんのひとりにさせてください(笑)
一緒に見守ろうよ!みたいな。おばちゃん同盟。
もしくははじめてのおつかいのスタッフ的な。一番適任なのはおっしゃる通りサッチです(笑)
はー、相変わらず的確過ぎるコメントと嬉しい感想ありがとうございます、ありがとうございます…!
あなたに頂いた感想でいろいろ新発見があったりするのですよ、実は(笑)




8/9 ヨネタカさん

はじめまして!
ピロートークのとろとろだらだらした感じがすきなんですー。
すねてるアンちゃん見て内心ほくそえんでますよ、あのオッサンは。
怒らせるも笑わせるも泣かせるも拗ねさせるも、全部自分の手の内だと思うとたまらないんじゃないでしょうか。
うわーオッサンくせぇ!!(笑)
ツイッターのフォローも、ありがとうございます!
見どころはしいて言ってもハナノリさんとの掛け合いくらいしかないと思う…(笑)
こちらこそよろしくお願いしますね^^
コメントほんととてもうれしかったですありがとうございます!


8/8 ayaさん

いやん!簡単メッセージのぽちっもありがとうございますー^^
マルコが素敵なのはオッサンのエロくささを飛び越えて大人の境地に達した瞬間だと思ってます(真顔


8/8 蘭侑利さん

あやや、自家発電なさってたとは!
受験期ですか、二次元と三次元での葛藤、お察しします(笑)
もうね、マルアン補充で萌えを勉強の底力に変換するといいと思います。
そんでもって無事受験を終えられた後の、再・自家発電を楽しみにしてますよ。
夏ですからね、多分周りは夏の勝者は受験の勝者とか言ってると思いますが
無理はなさらずに^^
クーラーにも当たりすぎず^^
マルアンで息抜きしつつ滾って^^
いかに受験期の自分を楽しむか、とか考えると多少気が楽になるのではないかと思います。
私は、蘭侑利さんの勉強の邪魔をせずしかし萌えを提供するというその絶妙さをめざそうかと思います。
がんばりますよ、私も!!(笑)


7/14 蘭侑利さん

こんにちはこんにちはー^^
表記誤りのご指摘、ありがとうございます。
実は私自身、「これば」に全く違和感はありませんで・・・
私の実家は東海地方で、現在住んでいる場所も近畿の真っ只中なのでもしやこれは方言なのか!?と思い
勝手ながらツイッター上で、こういう指摘があったんだけどこれって方言?と聞いてみたところ、
同地方出身のハナノリさんが「どうもそうっぽい」と教えてくださいました。
「これば」は方言なのですね・・・!そして「くれば」が標準語、と。
言い訳がましくて大変申し訳ないのですが(笑)標準語のわからない管理人のミスでした。
本文も標準語に直しましたー。
書いている最中も、よく「あれ、これって方言っぽいな。標準語でこうやって言うっけ?」とよく悩んで検索かけたりしてるのでもしかすると今までのお話にもよくわからない言い回しとかあったかもしれないですね。あややや
いやいやしかしながら、このご指摘はとてもありがたかったです!
なにかと誤字が多いという物書きとしては結構底辺の部類な私ですが、こうやって教えていただけるとホント助かります、ほんと。
なにげにリバリバを8まで読んでいただいてるのもうれしかったです。ほんとはそっちのがうれしかったです。
もしやまたこういう間違いがあったり、気づいていっちょ教えてやろうという気になりましたら、ぜひまた教えてくださいませ!
ではではコメントありがとうございましたん!



6/27 匿名さん

こんにちはー、名前表記こんなでいいんでしょうかなあ(汗
コメントありがとうございます!サンナミ現パロ通して読んで頂けたとのことで!もう!ありがとうございます!
サンナミはべたで王道がなんの淀みもなくしっくりくるカップリングなので、
ナミさんが可愛くてなんぼみたいなところがあります(笑)
サンジはナミさんに好き好き大好き愛してる!って率直に言いまくるんだけど
ナミがサンジにすきすきの気持ちを表すのは言葉じゃないだろうと私は思っていて、
だから電話のシーンが好きとのお言葉、とてもうれしかったです!

匿名さんはサンジすきーさんなのですね、ハイハイ私も!!(挙手)
うちのナミさんはサンジくんにちゃんと気持ちを伝えるのがへたくそな愛い奴なので、サンジくんがナミさんなりの愛し方を上手に掬ってくれたらいいなと思ってます。
ナミ→→→←サンジくらいの思いの割合の展開も興味深いところであります!
うれしい感想ありがとうございました^^
ぼちぼちですがまたサンナミ更新もしますので、そのときはぜひ♪



6/24 夜鳩 さん

こんにちはー!前もサンナミにコメントしてもらいましたね!
ラストがいいとの言葉ありがとうございますううれしい!
今回のサンナミは私の糖分補給目的だったので、必然的にナミさんの甘さにどったんばったんなりました。
ひねくれたところと素直な本心とを上手に出さないナミさんがかわいいんですよねー。
本誌、ほんとどうなんだかわからないですね、サンジとナミさんが同じコマ内に入ればとりあえずガッツポーズの私は、夜鳩さんの言うような展開になったとしたらとりあえず一回冊子を閉じます。
深呼吸深呼吸。
そんでもっかい見て、嗚咽。
くるといい!ほんとうくるといいそんな展開!
でも尾田先生が書くような、ナミさんのテンポいいツッコミや素晴らしいスルースキルも大好きです。

サンナミのおはなしは、わがやではひっそりしているのでコメントを頂けるとほんとにほんとにうれしいんです。
ありがとうございましたー!
ぽちぽち更新もするので覗いてやってくださーい。




6/17 オオカミ青年

誰うまか!!
とテンプレのツッコミをしたところで、わたしはあれからずっとそわそわそわそわしてこれはもう単位も落としかねない勢いですよ、ええ。
たとえ私が単位落っことしても来てね。来てね…




5/26 雛子 さん

パロ連載読んでいただいてありがとうございますー!
目覚めちゃいましたか、そうか…
お赤飯の用意です。いそいそ
しかしね、まあ今後どうなるかはわかりませんよ。
サボアン好きです。
私もこのお話書いてて自家発電でサボアンに目覚めましたから。
んでもまあ、マルコも忘れないでと言いたい気持ちもあるのですよ。
忘れさせてる当人が何をぬけぬけと、という指摘はごもっともですがね。あせあせ
今は存分にサボアン楽しんでいただいて、マルアンが匂ったらそっちに飛びついたりして、それでもサボの存在も忘れず…みたいな器用な萌えを楽しんでいただきたいところです。
んでもサボアンスキー発言はほんと嬉しかったですありがとございましたよい!



5/26 蒼巴 さん

わあわあ、お返事ありがとうございます!
ファミマの件、喜んでいただけて良かったです。
やってて楽しかったのは私とお相手の彼女だけだと思っていたので、野心出していただけて安心しましたよー。
楽しいのは私たちだけじゃないのねと。
おかげでファミマに平常心では入れないとのことで、よい傾向でありますよそれは!
蒼巴さんの脳内は楽しいことになり、ファミマには人が増え、万々歳じゃあないですか!いぇあ
ぜひファミマ利用して、Tポイント貯めて、その使い道について議論するオッサンと小娘のリア充について妄想してたのしくなってください。
そしたら私がしあわせ。
あと、サボアンもぐもぐしていただけてうれしい。
でも、マルアンも忘れないでと小声で言いたい近頃です。
サッチのおじさん呼びは私もどストライクであります!
自分のことおじさんおじさん言うくせに歳のこと持ち出されたら過剰反応して、でも実際のところあんま気にしてない。
そんなサッチがすきです。よね?
いやあ私としては、男は歳とってなんぼだろコノヤローみたいな心持ちなので、サッチのおじさんっぷりはウェルカムですよ、ええ。



5/21 ハナノリちん

金環日食、あんまり意識してなかったものの知ったら知ったで見たいもので、しかし関西の我が家じゃ部分日食にしか見えなくて、その上日食観測用のグラスとかもないので目潰し覚悟で直視するか(ちょ、)雲越しに見るしかなくて。
なんだかなーって気分だったので、ハナノリンのリアルタイム撮影のおかげで臨場感味わいました。ありがとう。
天文の神秘ってすごいですねえ。

それはともかく、サボアンの波がえらいことですよ。ビッグウェーブもいいとこだ。
この関係でこの二人、あくまで兄弟ですからね、びっくりだよ。
ルフィがいい緩衝地帯になっているのだと信じてる。
逆にルフィの前では二人とも弱いところ見せたりしないので、サボとアンちゃんはお互いにこっそり甘えたり頼ったりです。
どっちかというとアンちゃんのほうが鈍感なので、アンちゃん→サボのほうに頼りがちで、サボが少し苦しくなったりする時があってもいいと思うの。
でもあとからアンちゃんが自分でそれに気付いて、ごめんねごめんねってわたわたしながらサボの負担を取り除こうとしてくれたらしあわせ。サボも、私も(おまえもか

この話、終わりまで見えてるもののそこまでの距離はわかんないので、いかに長いことハナノリンのドキドキを引っ張れるかががんばりどころだとこまつなは勝手に意気込んでいるよ。





5/20 雪だるま さん

こんばんにゃー。
いやいやいやいや、祈りませんよ。祈りませんよ?
どんどんファミマに行って、存分にニヤニヤすればいいんです。
わたしは別にファミマの回しモンではありませんよ。
しかし雪だるさんもじゃんじゃんファミマに行って、限定商品に目をつけてにやっとするといいですよ。
ファミマの来店のときのメロディーを口ずさむくらいに常連になったら勝者です(なんのだ




5/19 蒼巴 さん

はじめまして!大歓迎その勇気!
初メッセありがとうございますどんどんぱふぱふー(紙ふぶきひらひら)
きいやああああASLかわいいいい!サボぉおおうあああ!(原文ママ)からのうっかりとは、よいうっかりをお持ちである。(どういうこっちゃ
きもくありませんよ、きもいのは、メッセを前にして画面でニヨニヨするこまつなです。
アンちゃんを生活の糧にしているということで。同志ですな。
あと、ファミマのおはなしが気になるということで。
現パロとのコラボの最強具合を理解していただけてとてもうれしい!
そんでもって、ファミマ劇場を一緒に展開してくれたハナノリさんに蒼巴さんが劇場公開を求めてくれてる!と報告したところ、記事掲載のオーケーをいただきましたので、最新記事にてファミマ劇場、公開いたしまする。
そこにて楽しんでいただけたら!さいわい!
というか、そうだよね、ツイッター皆が皆見られるわけではないので、そこにきて『ついったーで妄想がうんたらかんたら』なんて言ったら見られない人は生殺しに悶えますよね。
野心出して伝えていただけてとてもよかったです。いい野心をお持ちである(だからどういう
とにかくも、初メッセほんとにほんとにうれしかったです。
気が向いたときにはどうぞぜひ気軽にわたしとコンタクトを取ってくださいな。
わたしとしては、蒼巴さんの自給自足の部分がとても気になりまする。
さて、蒼巴さんの期待に応えるがべく、私の指先が火を噴くぜ!
火を噴いたらキーボード打てませんね。

 

 

5/19 blackforest さん

わいわい、遊びに来てくれてありがとうございます。
『読み返し』という言葉にんがっとなりました(うれしくて)
愛らしさと包容力とを兼ね備えたサボが、アンちゃんをうまいこと誘導してくれるのはたまりませんね!
私もやっとサボの魅力に気付いたところであります。ちょっと遅かった。
なんかマルコがいなくても、私、幸せかもしんないと思ってしまった。
マルアンサイトなのにね!
サボにはぜひ兄心をつらぬいてもらいたい。
あばばばば、とにかく応援メッセにホロリです。
ありがとうございますよいがんばるんば!!
ぶらっくさんの胸の高鳴りを手放さないためにも更新するしかないぜこりゃ。



5/18 ハナノリン

うおおお映画化してくれえと私も思います(おい
ファミマに前売り券が売ってたら、思わずTカードを出して「カードで」って言っちゃいそう。
私のカードクレジットじゃないのに。
まずサボはカフェ店員さんがつけている長サロン(前掛け)が似合いすぎると思いませんか。
そして長身希望です。一見ナヨく見えるくらい細いけど脱いだらすごいのよ、みたいな。
でもささやかに腹筋われてるくらいがいい(こまかい)
そしてルフィの愛らしさよ、ああ!
ASLって、こんなにもいいものだったのねと痛感しておりますよ。
なんか、ほんとに、兄弟らしい兄弟だなあーって。
話の筋はラストまでぴかーーんと見えているものの、妄想に筆力が追いつきません追いついていませんYO!
私はお口ミッフィーにして正座待機のハナノリンを想像して十分楽しくなってる。
胸が高鳴るぜ!



5/16  wan さん

いえす、新境地の開拓です。
ASLの愛らしさのドツボにはまっていただけて光栄。
思惑通りであります!おい
兄弟設定とか、エースのこととか、いろいろ明らかになってくと思うので
今までになかった感覚でちょいドキドキしながら楽しみにしていただけたら嬉しい
 

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すんごく今更は百も承知で、エピソードオブナミ感想まとめです。
リバリバ更新までのつなぎです、 言うなれば。

8月に少し書いた感想も入って、キモいことになるのは確実なので興味ない方はさらっと流してくださいな。
基本的にナミさん7サンジ2その他1くらいの愛でいきます。

思い出しながらなので、ところどころ記憶は飛んでるかもしれないけども。
でももう三回は見ました。

作画だったりに違和感感じたりはもう仕方がないし、それはそれでダメというわけではないので、
作画への文句は控えまする。

まずは既に更新した分から。

・バギー
バギー(笑)アニメで見るのはマリンフォード以来だなぁ…としみじみ。
ちょろっとだったね。
でも元気そうで何よりだよ(当たり前だ)
私がバギーを始めてみたのは、それはもう幼い頃だったので、
すごいバギーが嫌いでした。
ちょこざいな…!と幼心にイライラしてた記憶がある。
ルフィのゴムゴムのバズーカ発動もここが初めてだったっけ?
バギーがぶっ飛んでったおかげで、ゴムゴムのバズーカかっけぇぇえ!ってなった。

・クロ戦
んナミさんとルフィのハグシーン!
ほんとシンプルだなあ…と思いました。
ルフィの「オレアイツ嫌いだ」の台詞がとても好きです。
ルフィの価値観がよくわかる。
ナミさんの耐える表情とか、何か考えてる表情とか、すごくわかりやすいけどはっきりはしない、っていう描き方がすごいと思います。
多分もう、他の仲間の過去をエピソードオブなんちゃら、ってすることはないかもしんないし、
するならロビンのエニエスロビーあたりからメリー号の話とかかな…とは思うけども
私はウソップがだいすきなので、ウソップとカヤの話もまたアニメで見たいなあと思ってます。
というか、自分で書こうか、と妄想を掘り下げたりもしています。
カヤは出てこないんだけども…

・サンジ初登場
(画が)綺麗なバラティエサンジ!!
「このお料理、私にはちょっと高いみたい♡」あたりのサンナミの初会話を見てると、
ナミさんがいかにサンジみたいなタイプを扱いやすいと思ってるかが如実で…如実すぎてかなしいよ。
それにしてもサンジの青ストライプのシャツがやっぱり好きだ!!
いちばんサンジらしいし、海のコックっぽいし、細く見えるし!
でもすっごいチャラい。
893のちょっと出世した下っ端みたいにみえる。

・ジョニーとヨサク、海に落ちる(落とされる)
ジョニーってかっこよかったんだな…と再認識。
ヨサクもすきだけど、てかジョニーとヨサクはセットじゃないと。
ジョニーの頬にある【海】の文字を見ると、
なぜだかるーみっくの鬼娘と無節操高校生物語に出てくる竜ちゃんのお父さんの海の家「海が好き」を思い出す。
そ、そんなにマイナーでもないよね?
あとこのときのナミさんのワザとらしい甘い声や元気な声が悪女っぽくて好きです。

↓ここからが更新分。

・涙が大粒
泣き顔に定評のあるアニメだとは思うけども、今回は割増だなぁ……

・ゲンさん
だいすき!男前だよなあ…フーシャ村の村長的ポジションで、ナミさんのお父さん代わりで、でもステイタスは普通のオジサンで。

・モーム
かわいいすごくすきですモーム。
でもサンジの、「きっと怪我でもしてエサをとれねぇんだ」のやさしさからの「オラァ!!」っていう蹴りの流れが省略されてるのは残念。
原作のあのコマ割りの秀逸さ。
「こいつ今おれごと喰おうとしやがった!」っていうアレがみたかった。

……ちょっと以下はもうサンジとナミさんにしか触れませんね(え
だってストーリー等々は既にあったものだからさ。


・ナミさんの胸のどこが小物だァ!!
サンジってナミさんや他の女の子でも常に全体を褒めるか、顔が美しいだとかスタイルがいいだとか言うだけで、脱いだらそりゃ喜ぶけどブルックみたいにパンツみーせて♡とかおっぱい大きい!みたいなことは言わないから、ナミさんの胸にサンジが注目したのは唯一このときだけですよねー。
エロコックのエロは騎士道踏まえたエロだから、あんまり下品なことは言わないんだよね。
でも小物扱いは耐えられなかったんだよね。
んでも本当は嫌がるウソップとや機嫌良く飲んでるときのゾロとかとエロ談義しててほしいです。
ある程度まではエロ話に乗れるけど、あんまりディープになると途端に腰が引けるウソップ。
酒が入って喧嘩さえしなければ、サンジと趣味は合わないけど淡々とエロ話に花を咲かせるゾロ。
初っ端から爆弾落とすアニキ。
若いっていいですねぇ、で、パンツ見せryなブルック。
人間の女に興味はねぇけど性欲は生物としてあるべきものだからもし何か不安があるならいつでも診察するぞ!なチョッパーと、なにそれうまいのか?なルフィ。
サンジは浅いところから深いところまで結構平気で話すけど、対象が具体的にナミさんやロビンちゃんになったり、誰かがそういう想像しそうになったら途端にキレます。
そういう相手のある下衆な想像にナミさんたちを持ち出すな!
していいのはおれだけ!のサンジ。
頭ん中はエロエロですよ。
話が逸れました。

・一気に戦闘シーンへ
雑魚を蹴散らすサンジの身のこなしがちょっとあっさりしてて物足りなさがあるものの、まぁ雑魚だからねと納得。
サンジの技は回が進むに連れて当然細かい蹴り方にそれぞれ技名がついていくので、あの最もサンジを代表するパーティーテーブルキックコースが映画か雑魚相手でしか見られなくなったなーっていう
のをぼんやり思ってました。

・クロオビ戦
息できねぇ!!っていう一杯一杯さがかわいい。
一所懸命口押さえつつキレて、水の中で髪揺らしながら指突きつけるシーン。
アニメでは省略されてたけど、あの状態で魚の特性考えてエラに息吹き込むことを思いつく頭脳に惚れる。
三強の中では参謀的な立ち位置ですよねー。
賢いとバカっぽいの使い分けが上手だと思います。
んでジジイ相手に反発しながら育ってきたので本人は甘えベタだと思ってるけど、実際大人だらけの中で育ってそこそこ甘やかされてきたと思いますよサンジくんアンタ。

・ゆるふわカット
ぬ、濡れ髪!!!
くるくるヘアーが濡れてまっすぐはわかるけどサンジヘアーがあそこまでゆるっとふわっとになるもんかね!!
SW時みたいにナミさんの髪も濡れてゆるっとになるのと一緒!とおもうともうたまらんかった。
それと同時に、数年前のアニメではああはなってなかった気がするので、ディレクターさんはわかっておられる……需要をわかっておられる……

いーじゃんゆるふわ!!
標準時、二年後、ジパング、仁義なきタイムのオールバックに加えてゆるふわ!
また水ん中に落ちないかなー落ちないかなー♪(わりとひどい


・ナミのキャミソール
あれに似た柄のキャミソールをいつだったかロビンちゃんが着てた気がして、いややっぱサイズが結構違うからキャミソールみたいなぴちっとした服は貸したりしてないだろうとは思うけど、もし貸し借りっことかしてたらかわいい。
でも貧乏海賊だからシャツとかはロビンのお古もらって、オシャレもやりくりしてるんだろなー。


結局のところ、作画がどうとかストーリーがどうとかはほとんどどうでもよくって、あのシーンがもう一度見られてよかった!!っていうのがたくさんあってしあわせでしたー。
主にサンジ。サンジが堪能できてよかったですあはん。


リバリバ更新はもうちょいお待ちをー。

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イゾウさん誕生日おめでとうございます!
もしイゾウさんがこの場にいればいろんなものを貢ぎたい!
貢がれるイゾウさんを見てみたい!
 
みんなにお祝いされてぐっちゃぐちゃにされて、楽しそうに爆笑するイゾウさん!
だいすき!
 
3次元ではイゾウさん誕生日企画がいろいろと催されていたようで、ウェブ企画からイゾ誕本から誕生日会までいろいろと……
彼への愛の強さが垣間見えますねー。
そのどれにも参加していないこまつなですが、こっそりとイゾウ誕のおはなし更新です。
 
あの、タイトルは特に意味ない感じのアレです。
書き終わってタイトル考えてるときに日本を誇る某ポップソンググループの曲を聴いていたからとかではないんですよ。
ないんですよ。
 
ひとりで飲むのが好きな彼は、いい意味でも悪い意味でも男女ともに引き寄せてしまうと思うのですよ。
戦闘になればえぐい行為も辞さないけど、きほん「めんどくせぇ」が先にたつのであんまり派手な立ち回りはしたくない。
小手先だけでちょいちょいッとやっつけちゃうのは白ひげ隊長陣にはいつものことでしょうけど、イゾウさんの戦闘って結構貴重なシーンだと思ったのでこれはもう誕生日にやっちまおうという魂胆でした。
戦闘っつっても銃を抜いてさえいませんがね、彼は。
 
誕生日なんてすっかり忘れて朝寝坊して、起こしてくれない自隊の隊員にぶつぶつ文句言いながらメシを食い。
彼らがイゾウさんの誕生日のための食材を買いに町中を奔走しているとはつゆ知らず。
エースが取り置きしてあった食材を食い尽くしちまったというのは本当ですが。
街では阿呆に絡まれるし、ついてねぇなぁーと思いながらなんとはなしに家に帰ってみれば、自分のための宴の用意が施されてることに不意を突かれて。
多分感想は「……おォ、」ってくらいなもんでしょうけど。
あってもなくてもいいような一日だったなぁ、っていうのを最後の最後で大どんでん返しを食らった彼はしっかり喜んだはずです。
 
別にアンちゃんでもよかったなーとは思いましたが、実のところ私は
 
イゾウとアンちゃん
 
よりも
 
イゾウとエース
 
の組み合わせのほうがだいすきなのです。
もちろんカップリング云々の話ではなく。
久しぶりにエースは男の子に戻りました。
 
 
マル誕にもイゾ誕にも登場しなかったサッチもいますよどこかに(笑)
 
 
とりあえずもう一度言っておこうイゾウさんおめでとうございまあああす!
 
 
イゾウ誕に間に合えばいいなーと思ってチクチク作っていたイゾウキューピーは、髪の毛の段階でにっちもさっちもいかなくなって現在制作休止中でありま……
 

アッ、カウンターが9万超えてる!あざす!

アッ、コメントのレス、12日分まで全部お返ししました!あざす!

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「ついてねェなぁ」
 
 
イゾウは着物の裾に飛んだ赤色を忌まわしげに睨んだ。
足元に文字通り転がる男を跨いで、時には踏み、酒屋の扉に手をかける。
しかし古ぼけた木の扉を半分押し開けてから、「あ」と声に出して振り返った。
半分崩れたカウンターの向こう側で、店主の親父が呆然と立ち尽くしている。
イゾウと視線がかち合って、ヒクリと肩を揺らした。
 
 
「あぶねぇ忘れてた。ほい勘定」
 
 
イゾウはおもむろに懐から数枚の紙幣を取り出して、店主の目の前にぽいと放る。
飲んだのはたった一杯だったが、あまりは店の修理代だ。
ちらりと上に視線をやると、店の天井には一か所銃創がついて煙を上げていた。
イゾウが撃ったものではない。
 
海賊と言えどどこかのバカと違って食い逃げなど後味の悪い酒は飲みたくない。
しかしこの足元に転がる屑共のためにいくばくかの金を無駄にするのはつまらない。
だからイゾウは、足元にうつ伏せに倒れる男を軽く蹴って仰向かせ、その胸元からポロリと落ちた札束を拾い上げた。
あくどいイカサマで一般人から巻き上げた金だ、海賊のイゾウがもらったところでたいした違いはない。
 
 
「ごちそうさん」
 
 
イゾウはつやりと光る黒髪の後れ毛を撫でつけて店を後にした。
半壊した店の中で、イゾウが積み上げた男共と共に残された店主は何か言おうと口を開いたが、立ち去る男の服の肩口にあるマークを目に留めて、結局なにも言うことができなかった。
 
 
 
 
さびれた港町に停泊していた。
かろうじて酒場と娼館だけはある。
停泊の目的は食料の買い足しだと聞いていたが、こんなうらぶれた街にうまい食材があるとは思えなかった。
なんにせよ、我が家の末っ子が食料を非常食まで食いつくしたせいで急きょ寄港することになったのだ。
貧相な収穫であろうと背に腹は代えられない。
事の発端である末っ子は、既にコックの一団から目も当てられない仕置きを食らって今日も下っ端と一緒に腫れた顔をさらして甲板掃除をしている。
その目も当てられない仕置きに声を上げて笑った男がイゾウである。
 
さてなんともつまらなさそうな島だ、と船の上からは口々に不満の声が漏れたが、とはいえ陸が恋しいのは誰も同じ。
クルーはいそいそと街へ繰り出していった。
錨をおろしたのが朝も早いころ。
一日かけて食料の調達から積み込みまで済ませ、今日の夜更けにまた出航という慌ただしい寄港である。
 
非番のイゾウに仕事はなかった。
実際16番隊は、自隊の部屋群があるモビーとは別の船の見張り当番ではあったが、隊長のイゾウに実務は課せられない。
よって、イゾウがこの日目覚めたのは島についてからだいぶと経ち日も高く上った昼頃だった。
なんだよ誰か起こしてくれりゃあいいのに、とぶつぶつ文句を言いながら人けのない食堂で朝飯のような昼飯を食べ、ひまつぶしがてらイゾウも遅れて船を降りた。
とはいえ、島は予想以上の寂れ具合で特にめぼしいものもなく、店を覗こうにもその店は開いているのか閉まっているのかもわからないような様子で入る気も失せ、必然的に行き場所は酒場か娼館か船に戻るの三択となる。
船に戻ったところで自分にやることはない。
オヤジの顔でも見に行こうか、と思ったが今夜はモビーで過ごすつもりなのでそれは暗くなってからで事足りる。
 
さらに、女を買う気分でもなかった。
そういえば近頃買った女と夜を過ごした覚えがない。
酒場で適当にひっかかった女と過ごせば金はかからないし、そもそも女と過ごす夜自体少なくなっていた。
オレも歳だろうか、とぼんやり考えながらうら寂しい街の中を歩いていたら、細い路地を入ってすぐのところに「営業中」の看板を上げる酒屋を見つけて足を止めた。
船を留めた入り江のすぐ近くの酒場に行けば大勢の白ひげクルーが既に飲み食いしているだろうが、小さなところでひとりで飲むのも悪くない。
イゾウはほとんど気まぐれと言っていい気軽さで、目についたその店にふらりと入っていった。
 
 
店は予想を裏切らない小汚さと雑多さで、小さな男がカウンターの向こうでつくねんと立っていた。
店の隅のテーブル席では2つのグループが賭け事に高じている。
イゾウはカウンター席に座って、とりあえずこの店で一番うまい酒をと要求した。
 
日もまだ落ちていないようなこんな時間に海賊でもないバカたちが賭け事をする場所。
一人で酒を飲むのに適した場所ではなかったが、出された酒が案外うまかったのでイゾウは気をよくした。
下卑た男たちの笑い声もBGMだと思えば聞き流せる。
イゾウの前でおどおどしながら酒を作る店主が、話しかけようか迷った素振りを見せてから、意を決してイゾウに声をかけた。
 
 
「兄ちゃん、今日の朝南の岸に船付けた海賊船の人だろう」
「おう、なんだばれてんのか」
「なんにもない島でつまらんだろう」
「まったくだ、もう今日の夜中にゃ出てくよ」
「それがいい」
 
 
店主は島の人間のくせにやけにイゾウに同調して頷いた。
島民がこうじゃそりゃ栄えもしないわけだ、とイゾウは内心で頷き返す。
不意に、右肩に温かい重みが乗った。
 
 
「おにいさん旅の人?」
 
 
女の人かと思っちゃった、とイゾウの肩に手を乗せた女がふふっと笑うと、甘い香りがふわっと広がった。
イゾウは肯定も否定もせず黙ったまま、目だけで笑い返す。
よく酒場にいる種の女のように派手な服を着ているわけではなかったが、イゾウの肩から腕にかけてを撫でるその女の手つきは慣れた者のそれだった。
無視されなかったことに気をよくした女は、小さく一言断ってイゾウの隣に腰かけた。
 
 
「怒らないで、そこらの女よりずっと綺麗だったから」
「よく言われる」
「やだ」
 
 
女は甘いにおいをまき散らしながらくすくすと笑った。
安い娼婦のように下品に触りに来ないことに好感を感じ、好きにさせておくことにした。
イゾウはもう一口酒を飲む。
女は物珍しげな視線に少しだけ性的な光も絡ませて、隠すこともなくイゾウを見つめる。
ああ今日は船に帰るつもりだったんだがなァ、とグラスの中の氷を揺らしたそのとき、背後に近づく気配に気付いた。
楽しい気分もここまでだ。
イゾウはグラスの中身を一気に飲み干して、女の視線に応えるように顔を向ける。
女は大きな目を猫のように細くして笑い返そうとしたが、女のほうもそこでやっとイゾウの背後に立つ人影に気付いて怪訝な顔を上げた。
 
 
「おい兄ちゃん、新参者がでかい顔して飲む前にオレに断りは入れたか?」
「ちょっとなによアンタ」
 
 
女は思ったより気が強いタイプらしい。
背丈も身幅もたくましい男とその取り巻き数人を相手に、彼女は強く睨み返した。
狭い島だ、どうせ知った顔同士なのだろうとイゾウはぼんやりと観察する。
男たちは敵意を向きだす女を無視してイゾウに顔を近づけた。
 
 
「小さい店だからと思って油断したか? 残念、ここぁオレのナワバリだ。この店に入るにゃまず入場料、そんでもってオレへの貢物でも持ってくるんだな。どうせでかい酒場にゃ今朝の海賊共がいるせいでびびって入れなかったんだろう」
 
 
イゾウは男の言葉を聞き流して、ちらりと店内を見渡した。
ナワバリと言うには随分お粗末なものだ。
 
 
「おいお前この人には手ェださねぇほうがいい」
 
 
店主が面倒そうに口を挟んだが、男の「うるせぇ」の一喝で押し黙った。
イゾウは静かに口を開いた。
 
 
「入場料か、そりゃぁ知らなかった」
「ちょっとおにいさん、こんな奴ら相手にしちゃだめよ」
 
 
女は果敢にもまだぷりぷりと怒りながらイゾウの腕に触れた。
すると目の前の男がカッと目を見開いて怒りの形相をあらわにする。
なるほどそういうことか、とイゾウは心の中でハハハと笑った。
 
 
「テメェ何笑ってやがる!」
 
 
男が憤怒の形相でイゾウの襟首を掴みあげた。
どうやら笑い声は心の中だけで済んでなかったらしい。
あぁめんどくせェとため息が漏れる。
 
 
「悪いな姉ちゃん、せっかくだが別を当たってくれ。オレァもう飲む気分じゃねェ。あと危ねェから外出てな」
「でもおにい……」
「テメェいつまで掴んでんだよ汚ェな」
 
 
静かに酒を飲んでいたときとは打って変わって地を這って足元から昇ってくるような低い声。
イゾウに呼び掛けていた女の言葉が途切れた。
賢い女なのだろう、ハッと何かに気付いた顔をすると素早くイゾウに触れていた手を引いて静かに後ずさり、ぱたぱたと小さな足音を立てて店を出ていった。
 
これじゃまるでオレが逃がしたみたいじゃねェか、とイゾウの顔は自然と苦いものになる。
依然として男がイゾウの襟首を掴んだままなのもさすがに鬱陶しい。
 
 
「お前銃持ってるか」
「あ?」
「銃だよ銃。鉄砲」
 
 
バーン、と銃声を口真似る。
バカにされたと感じたのか、男は咄嗟に腰のあたりに手を伸ばした。
イゾウを囲む取り巻きたちもつられて同じ仕草をする。
やっぱりその上着に隠れたふくらみはあれか、秘密兵器か、とイゾウは隠すことなく口角を上げた。
 
 
「抜けよ」
 
 
な、と声を漏らした男は腰のふくらみに手を触れたまま固まっている。
挑発されて銃を出すのが悔しいのか、ただもったいぶっているのか。
バカの考えることはわからん、とイゾウはもう一度口を開いた。
 
 
「抜けよ。テメェのその御大層なモン抜いて撃ってみろっつってんだ」
 
 
返り討ちにしてやるよ。
その言葉のすぐ後、続けざまに鳴り響いた銃声は3発で、そのあとは一発たりとも銃声が鳴ることはなかった。
 
 
 
「不運だった」
 
 
イゾウは帰り道、またそうひとりごちた。
誰も聞いてはいない文句は紫煙とともに吐き出される。
イゾウは無意識のうちに、懐に入った二丁の銃の外郭をなぞるように着物の上から撫でていた。
腰に提げているのではあまりに挑発的すぎる、とサッチに指摘されたので仕方なく懐にしまい込んだ愛しい銃たちだが、結局絡まれたじゃねぇかと今この場にいない男に悪態をつく。
 
 
イゾウの胸ぐらから手を離して男が撃った一発目は、イゾウがことりと首をかしげたことでかわされて、かわりに背後の酒瓶が一本砕け散った。
至近距離でかわされて目を剥いた男の手をひねり上げ、落とした銃を受け止めた。
同時に鳩尾を蹴り上げて一人ダウン。
その銃を右側のもう一人に向けると、その男は見るからにすくみ上りながらもイゾウに銃口を向けた。
左側の男もイゾウの左のこめかみに銃を突きつける。
右側の男が引き金に力を入れるその瞬間、イゾウは手にした銃でその男の銃をはじいた。
はじかれた銃はぽんと男の手から離れ、その勢いで一発が天井に向かって放たれる。
それと同時に、イゾウは左のこめかみに触れる銃の銃身を二本の指でそっと前に押し出した。
左の男は両手でしっかりと銃を握っていたにもかかわらず、あっけなく逸らされた弾道は右の男に一直線で、放たれた三発目はイゾウの鼻先を通り過ぎて右の男の胸を貫いていた。
二人目ダウン。
残された最後の男は無様に涙目をさらして逃げようとしたことが癇に障って、適当に手を伸ばしたところにあった誰のものかもわからない酒瓶で頭をぶん殴ったら倒れた。
完勝である。
いつのまにか、絡んだ男たちと賭けをしていた他の客はさっさと逃げていたので店にはイゾウと店主、そして倒れた男たちのみであった。
 
 
イゾウは薄暗い薄暮時の道を歩きながら、出番がなくて悪かったなーと懐の二丁に話しかけた。
まぁ弾を無駄にせずに済んだのでよしとするか、とイゾウは船へと足を進める。
結局飲んだ酒は一杯だけ。
続きは船の上だ。
 
ぽつぽつと建っていた家や商店がまばらになり、次第にひとつもなくなる。
遠くの入り江に覗く小さな影がモビーだった。
ここから見るとちいせぇな、とイゾウは目を細める。
 
あそこでは100人単位で人間が動いている、と思うとぞっとした。
それは寒気のような、快感のような、イゾウにもよくわからない。
その100人単位のひとつを自分が動かしている、と言うのもまた現実味がなかった。
 
 
「イゾー」
 
 
どこかで名前を呼ばれた気がして、イゾウは視線を動かした。
気のせいにしてははっきりと、それも聞き慣れた声だ。
 
 
「イゾー」
 
 
おおい、イゾー、と呼ぶ声の主は、目印のつもりなのかメインマストの見張り台からちらちらとオレンジの光をちらつかせて手を振っていた。
火の粉が帆に飛んだらどうするつもりだ、と思いながらどうせ言ったところで聞こえないし学ぶ奴でもない。
イゾウは黙って手を振りかえした。
少しずつ、モビーの形がはっきりと、そして巨大になっていく。
どうも今夜は看板にいる人数が多い。
にわかに酒盛りでも始めるのだろう。
今から夜にかけて出港だというのによくマルコが許したものだ。
するとイゾウの目の端、暗がりに染まりつつある紺の空を、まるで今のイゾウの心を読んだように現れた青い光が彗星のように横切った。
煌めく金色を撒き散らしながら、幻想的な青の炎はモビーのメインマスト、エースのいる見張り台へと降り立つ。
エースの手に灯った赤い炎が一瞬大きく燃え上がり、それを包み浄化するように青の炎が飲み込む。
うちの1,2番隊隊長がたは、本人の見た目に似合わず荘厳で美しい能力の持ち主だ。
 
 
「イゾー」
 
 
マルコを出迎えたエースが、またイゾウを見下ろして手を振った。
もうずいぶんモビーが近い。
 
 
「遅ェぞイゾー」
「なんだよ、出港は夜中だろ」
 
 
もう声を張り上げなくとも、多少の大きめの声で聞こえる距離だ。
ちげェー、とエースは身を乗り出した。
 
 
「今日おまえのたんじょーびー」
 
 
タンジョービーってなんだっけ、と首をひねってから、ああ誕生日、と合点した。
 
 
「忘れてたのかよい」
 
 
呆れたようなマルコの声が降ってきた。
あの鳥野郎、たった一週間前の自分のこと棚上げしやがって。
 
 
「宴だぞー!」
 
 
タラップに足をかけると、下を覗き込むエースの腫れた顔がよく見えた。
男前が台無しだ。
 
 
「んじゃ飲むぞエース、降りて来い!!」
 
 
船縁から船内に飛び込むように降りると、隕石のように炎をたなびかせるエースが嬉しそうに落ちてきた。

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こまつな
性別:
女性
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